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作者【ひ】平田弘史【血だるま剣法/おのれらに告ぐ】復刻本
これは【封印漫画大全】なる本で知り、(なんか凄い内容だな…)と思い、買いました。今は長年に渡る封印も解けて入手可能。
ネタバレしますが、主人公はいわゆる身分が当時の【士・農・工・商・エタ・非人】の最下層の出自。 虐げられた挙げ句に領主の命により自分らの集落は皆殺しにされ、主人公だけが難を逃れます。
身分を隠し、剣術でのしあがる為、取り憑かれた様に剣術道場で意識を失うまで『血だるま』になり修行する。
しかしある事で身分がバレ、信頼し、父の様に慕い、神の様に思っていた道場主に裏切られ、遂には殺害。 復讐で次々と同門を斬殺するが、主人公もその過程で両手両脚を斬り落とされ失う。つまり手足の無い『血達磨』。
両手両脚の亡くなった主人公がそれでも復讐の為に編み出した方法や、その過程が凄絶。否!凄絶過ぎる💧
しかし貸し本時代のこの作品(昭和37年)、出版されて間もなく部落解放同盟より猛抗議を受け謝罪、出版中止に回収、原稿は焼却。(ウルトラセブンの12話と同じですね)
因みにその当時の出版社に居た中の二人は本を持っていた。内一人はやがて漫画家になり、自らの作品内の一部で【血だるま剣法】のパロディ描写する。後に【がきデカ】で大ブレイクする山上たつひこ先生。
6年後に設定・ストーリーの一部を変えた【おのれらに告ぐ】が世に出されたが、編集長の判断で伏字にされた箇所が多数ある。
40年経って封印が解かれた【血だるま剣法/おのれらに告ぐ】も、伏字(×)はそのまんま。
凄まじい漫画です。
#血だるま剣法 #おのれらに告ぐ #平田弘史
ひでパパ俺達!
2019/01/02お〜読んでみたくなりました!
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8823hayabusa
2019/01/03ひでパパ俺達!様
読んでみてつかあさい!
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Jason1208
2019/01/02あけましておめでとうございます。
ふと山上たつひこ先生の名作『光る風』を思い出しました。^^;
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8823hayabusa
2019/01/03Jason1208様
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお付きあい下さいませ。
純粋な漫画少年ではなかった僕は、シリアス路線の山上たつひこ作品を真面目に読んでいなく、大人になって少し読んだ程度でして…
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mocopapa
2019/01/02両手両足無くても闘えるって、ドロロの百鬼丸を思い出しました(´ω`)読んでみたい
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8823hayabusa
2019/01/03mocopapa様
僕も読んだ当初は百鬼丸を思い出しました。百鬼丸は先天的?な部類ですが、楳図かずお先生の【復讐鬼人(昭和42)】って漫画の主人公も、舌・両手切断、両脚の腱切断されてもまだ復讐。
人間の怨念の凄まじさとは鬼気迫りますね。
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T tuyosi
2019/01/02明けましておめでとうございます。
本の内容がハードですが、凄く読みたいでず👍
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8823hayabusa
2019/01/03T tuyosi様
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
もうこの手の作品はネットでしか売ってないでしょうね。
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