25 / ADELE

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アデルの3rdアルバム。
2ndアルバムのような魔法はかかっていません。

前作が多くのタイトルを獲得したことで”それ以上”を期待されたことが、プレッシャーとして大きくのしかかったと思いますし、出産し守るべき者ができたことも作風に変化をもたらしたと思います。
アルバムコンセプトも「母性と後悔」と、当時の自己を重ねたテーマで、前作の勢いそのままにアメリカでは発売初週だけで338万枚セールスを達成し、アメリカとイギリスでは“2015年に最も売れたアルバム”として記録されました。

本人も今作の出来映えには懐疑的なところがあったのでしょうか、
2017年のグラミー賞では、主要3部門を含む計5部門を獲得しましたが、受賞スピーチでは涙ながらに「この賞を受け取るのは不可能。今年の最優秀アルバムは絶対にビヨンセの「レモネード」が獲るべきだった」と語っています。
個人的にも「レモネード」はビヨンセの最高傑作だと思いますが、アデルの「25」は正直そこまでの評価には至らない作品だと思います。
そんなこんなの思いがあり、2023年10月時点で、私は次作「30」のアナログ盤はまだ買っていません。

また、魔法のかかったアルバムが出されることを期待しています。

https://youtu.be/YQHsXMglC9A?si=yY5pbODuhu9HocU_

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