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- さらばシベリア鉄道 / 太田裕美
さらばシベリア鉄道 / 太田裕美
大瀧詠一のアルバム『A LONG VACATION』制作の派生で生まれた名曲。
松本隆の詞が女言葉と男言葉が交差するスタイルだったことで、歌う大瀧詠一の中にためらいが生まれ、「この詞の構成はどっかで見た」と、松本隆作詞の「木綿のハンカチーフ」が浮かんだことから、この曲を太田裕美に提供することを提案。
当時、大瀧詠一と太田裕美の担当ディレクターは同一人物である白川隆三で、話はスムーズに進みます。
これまでの太田裕美サウンドを大切にしたいとの思いから、大瀧詠一は楽曲提供のみとなり、アレンジは萩田光雄が担当しましたが、大瀧詠一のデモテープがかなりの完成度だったため結果的には大瀧サウンドの片鱗も伺える作品になりました。
最終的に大瀧詠一自身も『A LONG VACATION』にこの曲を収録することになり、既出の太田裕美バージョンとは少しメロディを変えて歌うことにしたため、こちらの太田裕美バージョンの方がオリジナルということになります。
https://youtu.be/ImMIGs8OnTk?si=v1N5FLxcSzrui0UF
