CRYPT-STYLE / THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION

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メンバー3名が女装したアートワークのジョンスペ1stアルバム。
綺麗ですが、投げ売り330円でした。ラッキー!

ジョン•スペンサー•ブルース•エクスプロージョンの場合、どれを1stといっていいか難しいのですが、日本での1stはこちらになります。
プッシー•ガロア解散後、奥方とボス•ホッグを結成し、それと並行する形で結成、活動したのがジョンスペことジョン•スペンサー•ブルース•エクスプロージョンです。
ベースレスにギター2本とドラムという構成は当時インパクトがあり、ノイジーなギターで低音のリズムを刻むその様はまさにエクスプロージョンでした。

本国アメリカでは、私の大好きなクレイマーがプロデュースした「A REVERSE WILLIE HORTON」というアルバムでデビューしますが、生産数わずか500枚というブートレッグ盤だったため、それを大衆販売用に編集した「JON SPENCER BLUES EXPLOSION」を1stアルバムとすることもあります。
更にそのアルバムに8曲追加し再編集したのが本作で、日本ではこちらを1stアルバムとしています。

まあ、入っている曲もほとんど被っているので、沢山収録されたこちらがあれば問題ありません。
(通常の1枚もののLPで17曲収録)

当時、オルタナロックは既に広まっていましたが、グランジと呼ぶにはまだ早く、同時期のニルヴァーナ、パール•ジャム、ダイナソーJrなどの活躍が、のちのジョンスペの音楽性にも少なからず影響を与えていきます。

そういった点では、既に個性的ではあるものの、まだ発展途上な印象を残す作品ですね。

https://youtu.be/xIN196V1Zco


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