THE HURTING / TEARS FOR FEARS

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ローランド•オーザバルとカート•スミスからなるティアーズ•フォー•フィアーズのデビューアルバム。
ローランドとカートはいずれも幼い時に両親が離婚し、心の傷を引きずる中13歳で出逢い音楽にのめり込みます。
バンド名の由来や「SHOUT」、「THE HURTING」など心の叫びをテーマにした曲が多いことも、その幼少期が起因しており、この1stアルバムも中々暗めなアルバムです。
当時は発売直後に買っているので、この暗さが心に刺さったのでしょう。
このアルバムはヒットせず、再出発のため休暇に入ります。

以後はご存知の通り、満を辞した2ndアルバムのヒットで一躍有名アーティストになりますが、個人的には音数も少なく不安定な感じの1stアルバムも時折聴き返したくなります。
暗い夜が明けそうな、やや紫がかった夜明けのようなアルバムです。

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