ウィリアムズ・BMW FW26 ミシュラン別注

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跳ね馬を倒そうと勝負をかけて投入したFW26。設計はパトリック・ヘッドとギャビン・フィッシャーなどが務めた。発表会ではヘッドが「醜くとも速ければ美しく見える」と自ら不細工を認めた。フロントサスの支持部はツインキールを採用し、床下への気流をスムーズにしてダウンフォースを増やそうと考えた。しかし過激なショートノーズでダウンフォースは増やせたが、マシンの姿勢変化に弱い性質を生んだことでタイムにバラつきが出てしまった。結局、第13戦ハンガリーGPでスタンダードなフロントノーズに戻してしまった。だがこの形は忘れようにも忘れられない一台になったことはたしかだ。

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