【1989/06/30】国宝シリーズ第7集郵便切手

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国宝シリーズ第7集として、平成元年6月30日(金)に62円及び100円郵便切手が発行されます。
<金銅透彫鞍金具>
1848年に応神天皇陵古墳の陪塚丸山古墳から出土したもので、大陸からの舶載品と思われています。
一部に欠失はありますが、左右対称に唐草竜文を透かした意匠は見事です。我が国上代の鞍金具のうちでも製作精緻な希にみる優品です。
<玉虫厨子>
推古天皇の遺品ともいわれるもので、法隆寺に伝わる飛鳥時代の厨子です。総体檜造り、外面黒漆塗りっで、高さは233センチメートルです、縁に張った透彫りの金具の下に玉虫の羽を伏したところから、この名が生まれました。しかし今は、ほとんどが失われています。
当時の建築、絵画、工芸の優れた技法が渾然とまとめ上げられた稀有の作品です。

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