【1989/05/10】第3太平洋横断ケーブル開通記念郵便切手

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第3太平洋横断ケーブルの開通を記念して、平成元年5月10日(水)に62円郵便切手が発行されます。
第3太平洋横断ケーブルは、千葉県安房郡千倉町からハワイまでを結ぶ国際通信用のケーブルで、途中の海中分岐装置からはグアムへも延びており、長さは約9,000kmです。この第3太平洋横断ケーブルは、ハワイにおいて、ハワイとアメリカ本土を結ぶ第4ハワイケーブルに接続され、おもに日米間の通信に利用されることになります。
第1太平洋横断ケーブル(昭和39年開通)、第2太平洋横断ケーブル(昭和51年開通)に続き日米間を結ぶ3番目のケーブルとなるこのケーブルは、太平洋地域では初めて光ファイバー海底ケーブルシステムとなります。
平成元年5月10日には、開通を記念して記念行事が行われます。
意匠には、千倉海底線中継所のマイクロ波通信用鉄塔と、第3太平洋横断ケーブルの敷設ルート概略図を描きました。概略図中、TPC-3は第3太平洋横断ケーブルを、HAW-4は第4ハワイケーブルを示します。
海底ケーブルを取り上げた切手には、太平洋横断ケーブル開通記念(1964.6.19)、日本海ケーブル開通記念(1969.6.25)、日中海底ケーブル開通記念(1976.10.25)、及び沖縄・ルソン・香港海底ケーブル開通記念(1977.8.26)があります。

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