懐かしの電気ブラン!(^^)!
先日、近所のスーパーマーケットでこんなモノを発見! あの神谷バーの電気ブランをスーパーで買えるなんて! 良い感じのイラストのパッケージにも購買意欲をそそられ、衝動買いしてしまいました。(^^;)💦 電気ブランを初めて知ったのは1980年代初頭。誰かに聞いたのか、何かで読んだのか記憶が定かではありませんが、その時、一通りの蘊蓄を頭に叩き込み、そのうち浅草に行ったら寄ってみようと... しかし、その後浅草には何度も行っているものの神谷バーに足を運ぶようなシチュエーションがないまま時が過ぎ、約四半世紀後、取引先との懇親会か何かで、確か「駒形どぜう浅草本店」なる店でどじょう料理を食した後、神谷バーに行き、念願の電気ブランを。 それから十数年、ひょんな所で電気ブランに再会! 初めて知った時に仕入れた蘊蓄も危うくなってきたので、あらためて、箱の裏に記載された説明書きを確認。 ********** 東京・浅草「神谷バー」の創業者、神谷伝兵衛の洋酒造りにかける情熱により明治15年(1882年)、「電気ブランデー」は誕生しました。電気が珍しい明治の頃、目新しいものには「電気〇〇」と名付けることが流行し、この新しいお酒はハイカラなものの代表として人々の関心を集めました。また、心地よいピリリとした味わいも「電気」のイメージにピッタリでした。 「神谷の電気ブランデー」は昭和初期の頃より「神谷バー」のお客様を中心に親しみを込めて「電気ブラン」と呼ばれるようになりました。 「電気ブラン」はブランデーをベースにジン、ワイン、キュラソー、ハーブなどがブレンドされていますが、その配合だけは未だに秘伝となっています。 ”いい酒ほどよく。” 小さめのグラスによく冷やした「電気ブラン」をストレートで注ぎゆっくりと...旧き良き文明開化の時代に思いをはせながらお楽しみください。 ********** さらにウィキによれば、 度数により、電気ブラン(30度)、電気ブランオールド(40度)の2種類がある。 神谷バーのメニューでは前者を「デンキブラン」、後者を「電氣ブラン」としている。 これは、ラベルに「電氣ブラン」、アルコール分40%とあるので、電気ブランオールドですね。 小さめのグラスにストレートで。一口、口にふくむと、甘いブランデーの味とハーブの香り、そしてピリリとした感触、神谷バーで飲んだ時の情景や空気感が一瞬記憶の奥底から呼び覚まされた感じです。 強引に当館所蔵のアイテムと関連付けるならば、子供の頃に読んだこちら。 「酔いの早く発するのは、電気ブランの右に出るものはないと保証し、……」というくだりがあります。 おしまい(^^) #思い出 #コレクションログではない #コレクションにしたい #2021年