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箸置 USAF Boeing RC-135S ″Cobra Ball”
"Cobra Ball” 現在の軍事行動で外すことができない“情報”、その重要性に対し一早く対応し各種情報傍受へ特化した専用の航空機を投入したのがアメリカ合衆国でした。 同目的の機材として最初に実用化され現在も現役で運用されているのがRC-135シリーズです。一見するとベース機はC-137シリーズと同じB707に見えますが、本機種はB717(旧)/B739がベースで別グループの機体とないますね。 タイトルのRC-135Sは弾道ミサイルに対する光学的または電子情報収集に特化した機種で、中でも1972年にC-135Bより改造し誕生したReg.61-2664は胴体右側へ集中配置した光学機器に対し有害な光反射の防止を目的に、右主翼とエンジンが黒塗装塗された特異な外観を有していましたが、残念なことに1981年に事故で失われています。 展示品はいつもの吉窯さん製の箸置きです~ 毎度のことながら、窯元さん機種選択には本当に感動します! 北の国から打ち合でニュースが入るたび、卓上のこのコに目が行ってしまいますね~
吉窯(JP) 岐阜県多治見市 飛行機グッズ 箸置きちゃぽん
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1/500 Polar Air Cargo Boeing 747-8F Reg.N851GT
“最後のハイブリッド747” 2001年に世界最大級の航空貨物・チャーター便専門会社“ATLAS AIR”の傘下にとなったアメリカの “Polar Air Cargo”さんは、これまで各種/多数のB747を運用していましたが2022年をもって B744Fx10機すべてを“ATLAS AIR“へ移籍または引退させます。これによって同社が運用するB747シリーズは6機の”-8F”のみとなり、B77Fx3機と合わ9機体制と、以前と比べ大幅に縮小します。また以前の同社機と異なり全機のReg.が“PA”ではなく親会社の“GT”となっているのも意味深ですね~ それでもB748F達は旧B744F同様の“DHLハイブリットカラー”を纏い活躍しています。 2023年7月からは一部スキームが変更され、機首部へ“コーポレートマーク”が追加されましたね♪ 展示モデルは、これまた1/500の市販品が無いので、たまたま入手したHerpaさん製B748Fジャンク品をベースにデカールを自作して作ってみました♪ 添付の実機写真は2020年当時に撮影した、成田34Lへ進入する旧スキームの本機です~♪ 【模型資料】ベースモデル ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :515740 ・製品タイトル:Boeing 747-8F "Lite" Flight Test Livery ・発売年次 :2010年8月30日 【実機資料】 ・運用会社 :Polar Air Cargo(US) ・実機メーカー:Boeing(US) ・実機形式 :747-87UF/SCD ・製造番号 :37565/1458 ・Reg. :N851GT ・エンジン :GE/ GEnx-2B67_x4 ・運用開始年次:2012年7月
飛行機模型 民間機_輸送機 1/500ちゃぽん
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1/500 China Airlines AIRBUS A350-900XWB Reg.B-18908 "臺灣藍鵲"
“ヤマムスメ” 現在台湾のフラッグシップである中華航空さんでは14機のAIRBUS A350-900を運用しています。4機存在したスペシャルスキーム機の中でもReg. B-18908はAIRBUS社さんがデリバリーした“100機目のA359”という記念すべき機材で、中華航空さんの標準スキームをベースに台湾の国鳥である美しい鳥「臺灣藍鵲=和名ヤマムスメ」が後部胴体左右に大きく描き、2017年7月に就航しました。残念ながら今月成田空港で遭遇した本機からは、その「ヤマムスメ」が消え標準塗装機へとなってしまいました~(残念) 1/500の模型としてはRisesoonさんから中華航空さんの機内販売用としてリリースされたのが唯一商品で、成田で撮影して以来ずーっと探していたのですが、全く購入できる機会に恵まれませんでした。 この展示品は出張ついでに、以前この商品を国内で唯一扱っていたというお店へ、“ダメもと”と炎天下の中、往復40分歩いて訪問した際、”訳あり品の中華A333“として半額で売られていたモノで、その時は“やっぱり無かったですねぇ”とガッカリして帰宅、他に多数購入した“訳あり品”と共によく見てみると、何と!中身は欲しかったA359ではありませんか! 熱中症になりかけても行ったかいがありました♪ 結局“訳あり”は単なる汚れでコンパウンド磨いたら直ぐ復活♪、別記載のReg. B-18918号同様エンジンポッド等各部へ自作デカールを用いディテールアップを施し、コレクションに加える事が出来た、記憶に残る一品です~ (これだからお宝探しはやめられない♪) 【模型資料】 ・模型メーカー:Risesoon ・製品番号 :CAL50A359P02 ・製品タイトル:CHINA AIRLINES Airbus A350-900 (Urocissa Caerulea) ・発売年次 :不明 【実機資料】 ・運用会社 :中華航空/China Airlines(TW) ・実機メーカー:Airbus SE ・形式 :A350-941_XWB ・Reg. :B-18908 ・製造番号 :212 ・進空年月 :2017年7月~ ・実機エンジン:RR・Trent XWB-84_x2
飛行機模型 民間機_旅客機 1/500ちゃぽん
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1/500 Alitalia Cargo 747-200F
“Alitalia Cargo 747” 1947年にイタリアのフラッグキャリア“Alitalia”さんの貨物部門子会社として登場し、日本をはじめ世界の空を駆け廻った“Alitalia Cargo”さんでしたが、業績の悪化に伴い2009年度に運行を停止してしまいましたね。 親会社であるアリタリアさん自体も財政問題が付き纏い、紆余曲折の末の2020年10月に新会社“ITA”さんへ再編されることとなり、1946年から続いた長い歴史に幕を下ろすことになりました。 “LANCIA STRATO'S”ど真んなか世代としては、本当に寂しい限りです(涙) 展示モデルは“netmodels”さんが2004年に販売した、1/500で唯一のアリタリア・カーゴカラー747だと思います。 本機のオーナー/運行自体はATLASさんが行い、2003年から06年の3年間だけチャーター便&本カラーで運用、当時関西空港へ良く飛来していたので、記憶されている方も多いのではないかと思います♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:netmodels ・製品番号 :NM0092 ・製品タイトル:ALITALIA CARGO 747-2F6B ・発売年次 :2004年 【実機資料】 ・運用会社 :Alitalia Cargo(ATLAS AIR) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :747-228F/SCD ・製造番号 :23476/647 ・Reg. :N536MC ・エンジン :GE/CF6-50E2_x4 ・運用開始年次:1978年8月~2007年6月
飛行機模型 民間機_輸送機 1/500ちゃぽん
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1/500 JASDF Boeing E767 "J-WACS"
“ジェイ-ワックス” 今も続くロシアによるウクライナ侵攻で、あまり表面には出ないものの、強力な防衛手段となっているのがNATO軍所属の早期警戒管制機(AWACS)“E-3 Sentry”の活躍です。 1975年より米軍へ配備が始まったE-3、主な役割は背部へ装備した強力なレーダーを用い《高空より丸くなった地平の彼方まで見渡し、敵の空中行動を掌握する》と《得られたデータを元に友軍を管制誘導》という、正に“空飛ぶ司令室”と言えるものです。 日本でも60年台後半から“レーダー盲域”への対応から同様機材の“自国開発”を目指していたものの敷居は高くて難航、そんな中1976年9月6日、函館空港へMiG-25が強行着陸するという前代未聞の事件が発生! のちに“ベレンコ中尉亡命事件”と呼ばれるこの出来事は、改めて日本の防空能力の危うさを浮き彫りにしました。そこで早急に対応可能機材の導入が検討され、E-3も候補に挙がるも調達価格が高価過ぎること、そもそも米軍への配備が始まったばかり新鋭機材は供与不可能だろうということ、更に自衛隊側自体が本スペックは次期早々と判断し、“早期警戒“(AEW)能力のみを有する“E-2 Hawkeye”の導入が決定し、1983年に実機調達を果たします。 しかし90年代に入り やはり“多くの情報収集能力”や地上との連携等の“管制能力”の必要性が高まり、91年度予算でE-3調達へと動き出します。ところがいざ調達検討段階に入るとE-3のベースとなるB707-300が既に製造が終了しており、結果E-3の製造が不可能な事が判明。そこでメーカーであるBoeing社より代案として提案されたのが、B767-200をベースにE-3のシステムを組み込んだE767でした。このE767を我が国は約1,081億円かけて4機導入、1988年より順じ航空自衛隊へ納入され、現在は浜松基地所属の第602飛行隊にて全機運用されています。 ところでこの機材、開発当初は日本以外にも韓国・台湾・オーストラリア等への導入が検討されていたのですが他国はより簡易なE737を採用、結果的にE767は日本だけが採用、生産数も4機のみという“レア”な機材となってしまいました。 このことからか“Japan”が運用する“AWACS”という事で、”J-WACS”という非公式愛称が付いています♪ 展示モデルはnetmodelsさんから2008年に発売されたもので、1/500では唯一の製品だと思います♪ 但し同社はB762の金型を持っていなかった為か、製品はB763ベースでモデル化されており、“ちょっと胴体が長い”ですが、これも味でしょう♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:netmodeles ・製造国 :中国 ・製品番号 :- ・製品タイトル:Boeing 767 ・発売時期 :2008年9月12日 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :767-27C_ER改/E767 ・Reg. :64-3502 ・製造番号 :27391/588 ・機体名称 :J-WACS ・進空年次 :1988年3月 ・引退年次 :運行中 ・実機エンジン:GE/CF6-80C2B6FA_x2 ・所属 :航空自衛隊_警戒航空隊_第601飛行隊
飛行機模型 軍用機_現用 1/500ちゃぽん
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1/500 Avioimpex Yakovlev Yak-42D
“ソ連版 727“ WW2航空機ファンには馴染深いソ連の“ヤコブレフ設計局”が、戦後の1966年に初めて開発した旅客機“Yak-40”は、B727と同様にT尾翼+エンジンを尾部に3発集中配置し後退角の無い直線主翼を組み合わせたスタイルを持った、30席クラスの今でいうトコロの“リージョナルジェット機”といえる機体で、路面の荒れた地方空港にも対応、また優れたSTOL性を持っていたことで“Aeroflot Russian Airlines”をはじめ、東側の航空会社に広く採用され、各型を含め1976年の生産終了までに1,000機を超える生産数を誇った機体でした。 この成功を受け同設計局は“Yak-40“の優れた特性はそのままに、座席数を4倍の120席クラスへ拡大、そこへ後退角付き主翼を組み合わせた”Yak-42”を開発し1975年に進空させました。Yak-40の直線翼と異なり本機は後退翼を装備したことで、よっぽど飛行機に詳しい人でなければ“Boeing727”と区別が付かないほどのソックリさんになりましたね♪ 1982年に設計/整備不備による“アエロフロート機墜落事故”が発生するものの不具合を直ちに修正、元来持っていた優れた性能を発揮し生産が継続していきます。 派生型の“Yak-42D”は西側騒音規制もクリアするなど高性能を誇り、東側諸国を中心に2003年まで生産を続けられ、現在でも就航し続けている機体です。 展示モデルは “seagull”さんがリリースしようと作った試作品との事で、製品としてどれだけ世の中に出回ったのかは不明です。(箱への記載内容から150機は作くる予定だったのでしょうね、市場では見かけたことがありませんでしたけど~) Herpaさんの物などと比べると、確かに見劣りする点があるのも事実ですが“一生懸命製品化しようとした”感じが味となって伝わってくる逸品だと思って気に入ってます。黄変した樹脂部など一部に色差しはしましたが、それ以外はオリジナル状態です♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:seagull ・製造国 :クロアチア_ザグレブ ・製品番号 :- ・製品タイトル:Yak-42D Avioimpex 1/500 seagull ・製作時期 :2015年3月5日 ・備考 :150機限定 【実機資料】 ・実機メーカー:ヤコブレフ記念設計局/SAZ’( JSCサラトフ航空工場) ・形式 :Yak-42D ・Reg. :RA-42389 ・製造番号 :4520424016542 ・機体名称 :- ・進空年次 :1991年1月 ・実機エンジン:Ivchenko・Progress/D36 series1_x3 ・所属 :Avioimpex(マケドニア1992年~2002年現在運航停止中)
飛行機模型 旅客機 1/500ちゃぽん
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1/500 Hughes H-4 ”Hercules” 1947
“ヒューズ氏の夢” WW2の最中、米国から英国への物資輸送は主に大西洋を輸送船により横断するものでしたが、ドイツ軍のUボートにより甚大な被害が問題となっていました。 この状況を緩和すべく“Kaiser Shipyards社”の“H. Kaiser氏”により“空を飛べればUボートにやられない!“という発想より“空飛ぶ輸送船”として大量物資輸送可能な“超大型飛行艇“開発が提案されます。しかし戦時中で超多忙な有力航空機メーカーさんたちは、とても開発に応じられる状況では無かった中、“D-2爆撃機”開発が一段落し採用審査待ちだった”Hughes Aircraft社”さんに白羽の矢が当たります。構想仕様は“750名の兵士、またはM4中戦車2両を搭載可能で巡航飛行速度時速330km/h”という、今日での“A380”や“An-225”もびっくりのスペックで、否定的な軍関係を尻目に開発への機運が高まります。 これは当時実用化に目途が立った“P&W R-4360 Wasp Major”という星形28気筒(!!) 排気量71.25ℓ 最大出力3,000hpという“化け物エンジン”の存在と、“H. Hughes氏”の性格によるトコロ(とにかく凄い事がしたい!)が大きかったと言われています。 ところでこの計画、前記通り陸·海軍は承認せず、“国防工場公社/Defense Plant Corporation/ DPC”という“戦時生産局”の下部組織との契約によって行われた為、軍制式番号は与えられず、ヒューズ氏の“H”と発案者のカイザー氏の“K”を取って“HK-1”と命名されます。この契約には条件があり資材不足への対応として“全木製機”での開発が課せられ、結果これが“強度不足”という本機を最後までを悩ませた元凶となります。 その後、軍部からの圧力による契約解消、大統領を巻き込んだ再契約、その際の提案者のカイザー氏の離脱等々の問題を乗り越え、新たに“H-4 Hercules”命名され開発を続行します。 結局大戦中には間に合わず戦後の1946年に完成した本機は、“カルフォルニア州 ロングビーチ湾 ターミナル島”に本機の為に新設されてドック移動し最終仕上に入ります。 そしてついに1947年11月2日、“ヒューズ氏の夢″とも言える本機が、そのヒューズ氏の操縦により非常に僅かではあるもののフライトを成功させました。 本機は2017年にロケット空中発射母機”Roc“が登場するまで、最大全幅記録を71年間保持し、水上機としての最大記録は未だ破られてません。 現在はオレゴン州”Evergreen Aviation & Space Museum”の室内にて大切に保管されています。 展示モデルは2004年に上映された、“Leonardo DiCaprio”さん主演で“ハワード・ヒューズ氏”の半生を画いた 映画“The Aviator”のDVD”オマケ“として“AeroClassics”さんがリリースされたモノで、プロペラ等の小物以外全てダイカストで出来ており、1/500スケール航空機の中で最大級の重量を誇ります(ズッシリ♪) 【模型資料】 ・模型ブランド:AeroClassics ・製造国 :中国 ・製品番号 :AC00HK1 ・製品タイトル:- ・発売時期 :2004年 【実機資料】 ・実機メーカー:Hughes Aircraft ・形式 :H-4_“Hercules” ・Reg. :NX37602 ・製造番号 :#001 ・機体名称 :Spruce Goose ・進空年次 :1975年11月2日 ・実機エンジン:P&W/R-4360 “Wasp Major”星形28気筒 71.25ℓ 3,000hs_x8 ・所属 :Hughes Aircraft https://youtu.be/M_auaeK2B7g
飛行機模型 軍用機_WW2 1/500ちゃぽん
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1/500 USAF F-117 A “Gray Dragon”
“Gray Dragon” 1976年より正式に開発が始まったステルス戦闘機、“U-2”や“SR-71”の開発でも有名な” Lockheed社“さんの先進開発部門” Skunk works”が担当しました。 最大の目標である”レーダーに映らない“という課題は“レーダー波を特定方向にのみ反射させる”ことで行い、それを実現させるために“角張った多面体形状”の外観にデザインされており、これが本機最大の特徴ともいえます。(当時のコンピューターでは曲面計算が事実上不可能だったためとか) まず本機に先立ちコードネーム“Have Blue”と呼ばれる60%縮尺の“実証試験機”が2機が完成し進空(“HB1001”“HB1002”)、ステルス性や飛行特性の検証を実施、“E-3”をもってしても極至近距離以外感知できないこと、また危惧していた飛行特性も“それほど悪くない”という結果が得られます。(残念ながら“ハブ・ブルーの2機は試験中に失われました) その貴重なデータを元にF-117が完成し1981年6月に進空し1983年10月より運用が開始、その後3年間秘匿し続けたのちの1988年についに一般公開されます。 そんな苦労の末誕生した本形式は全64機で生産終了、86年のパナマ“Operation Just Cause”、91年の“Gulf War”、また唯一の被撃墜例となってしまった99年コソボの“Operation Allied Force”等へ参戦し実績を上げるも、2008年4月をもって全機退役が発表されます。(実際はまだ一部が飛んでるそうですが) 基本的には“夜間作戦”に特化した“真黒”な機材ですが、“昼間作戦”評価用として通常の米国制空戦闘機に準じた塗装が施され機材が存在し“Gray Dragon”というニックネームが付いていました。 展示モデルは “seagull”さん製F-117のバリエーションモデルで、違いは塗色のみです。(標準が黒で本製品は濃灰色一色) ただ製品梱包は“白パッケージ”で製品番号もなので、試作的要素の多い商品なのかもしれませんね。 今回は実機に合わせて明灰色を追加塗装し迷彩に仕上げてみました♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:seagull ・製造国 :クロアチア_ザグレブ ・製品番号 :- ・製品タイトル:Lockheed F-117 “Gray Dragon” ・発売時期 :不明 【実機資料】 ・実機メーカー:Lockheed Martin ・形式 :F-117A_“Nighthawk” ・Reg. :85-0835 ・製造番号 :A.4057 ・機体名称 :Gray Dragon(2004年) ・進空年次 :1985年 ・実機エンジン:GE:F404-GE-F1D2_x2 ・所属 :米国空軍 第53航空団 第53試験評価飛行隊 第1分遣隊_ホロマン基地
飛行機模型 軍用機_現用 1/500ちゃぽん
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1/500 ATLAS AIR Boeing 747-8F
”最後のジャンボ·ジェット” 1969年2月に初飛行し始まった“Boeing 747型 ジェット機"の輝かしい歴史、半世紀以上にわたって米国のボーイング“エバレット工場”より各型合わせて1,573機もの機体が製造され世界の大空を飛び続けてきました♪ そんな同型機も同社が開発した新世代機“787”が実現した““Point-to-Point”という新たな運用コンセプトや“省エネ”という時代の流れには勝てず、2023年1月31日についに最後の1機、1,574機目の“747”がロールアウトし生産の終了が宣言されました。 747型最後に生産された機体は、ライバルA380に対抗しするため“787”の技術を盛り込み主翼・エンジンを変更、更に胴体をストレッチし大型化した最終シリーズ“ダッシュ8”の貨物型“747-8F(スレーター)型”で、同シリーズの旅客型の“747-8IC(インターコンチネンタル)型は、遡ること2017年7月31日に大韓航空へ納入された“HL7644”が最後の生産機でした。 この記念すべき最後の機体は“748F”だけでも12機を運用する世界最大の航空貨物会社”ATLAS AIR”さんへReg.“N863GT"として編入、納入後のフライトで地球上に“王冠付き747”を描いて話題になりましたね。 展示モデルは、以前実機を見て模型が欲しくなり、でも商品化されていなかったので、Herpaさんの製品をベースにデカールを自作して再現したモノです(^^)/ 一応ワンオフなのでレア度高くしてみました♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型ブランド:Herpa ・製品番号 :IF5T3001 ・製品タイトル:Panalpina Boeing747-8F ・発売時期 :2013年3月 ・国内販売価格:\5,500 【実機資料】 ・運用会社 :ATLAS AIR ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :747-87UF/SCD ・製造番号 :37566/1471 ・Reg. :N854GT ・エンジン :GE/GEnx-2B67_x4 ・運用開始年次:2013年3月 ・退役年次 :運行中 https://youtu.be/iP7CtEvRhqs
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1/500 USAF B-2A “Spirit”
1970年台後半より開発がスタートし、1989年に進空を果たした、米空軍の戦略爆撃機です。 米国では他にB-52型、B-1型という2機種の戦略爆撃機を運用していますが、前者は制空下での大ペイロードを生かした運用、後者はレーダー下を搔い潜って敵地奥深くへ超低空進入運用を目的としているのに対し、B-2はステルス性を生かした運用を目的に開発された航空機です。その性能は一応ステルス性を有するというB-1のRCS値(レーダー反射断面積)が0.7㎡だったのに対し、その1/7である0.1㎡という値を叩き出します。 これは機体表面処理等の新技術もありますが、なにより“全翼機”という機体形状によるところが大きいとされています。(胴体/主翼の区別が無く、また各尾翼もない事で、レーダー波を反射しずらい) 本機メーカーであ“Northrop Grumman社”の前身“Northrop社”の創始者“J・Northrop氏”は、WW2中より“全翼機”優れた能力に着目し研究を開始、その後数々の試作機を送り出しながらも正式採用に至りませんでした。 陰謀論を含め採用されなかった要因は諸説ありますが、最大のモノは“飛行安定性”といわれ、人の能力では難しいモノだったとされています。 その後、新たな技術である“ Fly by wire”技術が確立し人と機体の間にコンピューターが介在することで、色んなものが飛ばせるようになりました(F-117やV-22が代表例)この技術を使うことで、ついに“J・Northrop氏”の悲願であった正式採用をB-2型でつかみ取ります。 そんなB-2ですが、イージス艦1隻に匹敵する導入コストと1フライトで莫大に発生する整備等の運用コストが仇となり、当初132機導入の予定が試作機を含めたった21機で打ち切り、更にB-2の後続型ともいえるB-21がデビューしたことにより、B-1共々2030年台初頭までには退役させるとの計画が発表されました。 なかなか見る機会のない本機ですが、退役までには一度は見てみたいですね♪ 展示モデルは1989年にB-2で最初に進空した機体“82-1066”で、2010年にクロアチアで起業された“Lamar社”のブランド“seagull”製のモノ、おそらく1/500唯一のプロダクションモデルではないでしょうか。 本体はダイカスト、小部品は“3Dプリント”による樹脂で、表面の“荒れ”が若干見られますが、印刷等も細かくなされており、良い商品だと思います♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:seagull ・製造国 :クロアチア_ザグレブ ・製品番号 :- ・製品タイトル:Northrop B-2 prototype USAF ・発売時期 :2012年 【実機資料】 ・実機メーカー:Northrop Grumman ・形式 :B-2A_“Spirit” ・Reg. :82-1066 ・製造番号 :1001/AV-1 ・機体名称 :Spirit of America ・進空年月 :1989年7月 ・実機エンジン:GE/F118-GE-100_x4 ・所属 :第412試験航空団 第6510試験飛行隊_エドワーズ空軍基地
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1/500 USAF C-32A
C-32A型は米国メリーランド州 アンドリューズ空軍基地所属の“第89空輸航空団”が1987年より運用する、B752ベースに6機製造されたの軍用“要人輸送機”。 VC-25のように空中給油システムは搭載されていないようで、背中のアンテナ類はゴチャゴチャしているものの、シルエットラインは普通のB752と共通です。 最近では2月20日、バイデン大統領がウクライナ/キーウを電撃訪問した際、隣国ポーランドまでの乗機としてTVに登場していましたね♪(3号機) 展示モデルはHerpaのNGモデルです。 ウィングレット無しOGモデルは、よく見かけるのですが、限定でもないのに何故か本モデルを国内で見つける事が出来なかった為、レア度高めにしました。 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa ・製造国 :中華人民共和国 ・製品番号 :515856 ・製品タイトル:USAF “Air Force Two” Boeing757-200/C-32A ・発売時期 :不明 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :C-32A(757-2G4) ・Reg. :98-0001 ・製造番号 :17268 ・進空年月 :1998年6月 ・実機エンジン:P&W/PW2040_x2 ・所属 :第89空輸航空団
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1/500 NORTHWEST CARGO Boeing 747-200F
元イラン空軍“5-8117”として製造された機材でしたが、イラン革命により引き渡しは実現せず、代わりに今は無き“Northwest”さんの貨物部門“Northwest CARGO”さんが1983年に引き取った機材ですね。 その後本機は親会社である“Northwest”さんが“Delta Air Lines”さんと経営統合し消滅する2010年まで所属の後、一瞬(記録によると長くて2ヵ月間)だけ“KALITTA”さん所属となり同年2010年の10月に登録抹消となっています。 現役時代は成田空港へも良く飛んできていたみたいです♪ 展示モデルはebay上で“訳アリ投げ売り品”状態だったもので、思わず3つ購入してしまいました♪ で、“訳”は何かというと、ポリッシュ/クリア掛けボディのクリア層下へ“サビ”が大量発生し、まるで白カビが生えた様になってました~(笑) 商品説明によると、倉庫の片隅から“発見”されたデットストック品との事で、“開けたらこんなことになってました~!”との事でした。 購入後はクリア層を全剥離し再研磨、消えてしまった印刷部を自作デカール等で復活させてみました。 ホント“netmodels”さんモデルにはこの問題が多いと感じますが、機種選択が絶妙過ぎてま離れられませんね~♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:netmodels ・製品番号 :- ・製品タイトル:Northwest CARGO Boeing 747-219F ・発売年次 :2004年 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :747-2J9F ・Reg. :N630US ・製造番号 :21668/400 ・進空年月 :1983年9月 ・退役年月 :2010年10月 ・エンジン :P&W/PW4056_x4
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1/500 Singapore Airlines Cargo Boeing 747-400F
1994年の進空後、2010年まで“Singapore Airlines Cargo”さんで活躍した、生粋の貨物型B744です。 “SQCさん”退任後は“EL ALさん”へ移籍、現在は”Magma Aviationさん”で活躍していますね。 展示したモデルはSQさんの機内販売用として専販されたモノです。 SQCさんのB774Fで“Megatop塗装”機は、Herpaさんの一般販売品を含め、数種ラインナップされていますが、NG以降のモノはこれが唯一だと思います。 入手時はケースなしの機体本体のみ、さらに右尾翼がもぎれ、それを接着剤で強引に引っ付けた様な状態で、いたる所が接着剤だらけの状態でした(T_T) 各部を修復&クリーンナップするとは同時に、何故か省略されているメインカーゴドアやノーズドアの印刷を自作のデカールで追加、コクピットウィンドウも好みで変更しました♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa ・製品番号 :500869-004 ・製品タイトル:SINGAPORE AIRLINES CARGO BOEING 747-400F "MEGA ARK" ・発売年次 :2009年 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :747-412F/SCD ・シリアル# :26563/1036 ・進年次 :1994年8月 ・実機Reg. :9V-SFA ・実機エンジン:P&W/PW4056_x4
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1/43 ABARTH SE035 “moby cazzo”_1979
FIAT連合が1980年の“LeMans 24h”出場を目指しABARTHで開発が進められていたマシンですね♪ 有名なGr.4マシン《131 ABARTH Raiiy》と同じく《131 “mirafiorimirafiori”》をベースとし、搭載エンジンを《131 AB Rally》用の“Lampredi Unit”を元にルーツ式スーパーチャージャー“Volumetrico”を装着、過給機係数を考慮し0.5ℓボア・ダウンし“2.0ℓ以下クラス”への出場を狙ったユニットを開発し搭載します。 エクステリアも同じ131ベースの“SE031”や“131AB Rally”と比べ空力を意識したものとなっており、テスト時はヘッドライト・フロントグリル部へカウルが装着されたいました。 でも結局FIAT連合は『オン・ロードレースは“LANCIA”、ラリーは“FIAT”』という決定を行い、本車は開発がストップ・お蔵入りとなってしまいました。 その後、倉庫の倉庫の片隅でカバーをかけ埃を被っていた本車をコレクターが買い取ってレストア、テスト中はFRP素材色とゲルコートの白のツートンカラーだった“いかにも試作車然”としていたカラーリングは赤に塗られ、今日に至っています。 展示のモデルはイタリアの“CarPin Models”さんが2007年に製品化したもので、ABARTHから放出後にコレクターさんがレストアした姿を再現しており、1984年に出版された有名な二玄社さんの“ABARTH GUIDE”に記載された写真と同仕様です。 出来自体はお世辞にもシャープさとは無縁な仕上がりですが、なんか味があって良い感じですね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:CarPin Models ・製造国 :イタリア ・製品番号 :CP02 ・製品タイトル:Fiat Abarth 035 Volumetrico Competizione 1979 ・発売時期 :2007年 【実機資料】 ・実車 :ABARTH SE. ・形式 :SE035“moby cazzo” ・シャーシ# :#001 ・エンジン :形式不明_1,426ℓ+SC_L4_290ps ・完成年 :1979年 ・カテゴリー :Gr.5 ・投入レース :LeMans(未出走)
LeMans ミニカー CarPin Modelsちゃぽん
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1/500 USAF Boeing YAL-1
空中でレーザー光線を発射して敵ミサイルを迎撃しようという、まるでSFのような“ABL計画”の為に開発された機体ですね♪ この計画下、新造744F内へ巨大な化学酸素ヨウ素レーザー(Chemical oxygen iodine laser=“COIL”)発振器を搭載したYAL-1Aがロールアウト、2002年に進空し空中発射・空中標的撃墜に成功するも同時に様々な問題も露呈、結果2011年にモスボールが決定し2016年に解体されてしまいましたね(涙) 展示もモデルは2005年にマニアックな機体を多く製品化しているnetmodelsさんからリリースされた製品、1/500スケール量産品ではおそらく唯一つのモノだと思います。特徴的な機首回りも金型変更でしっかり再現されています♪ レタリング類も非常に細かく印刷されているものの、同社の製品によくある製造時の脱脂不足なのか、はたまたはダイキャストの素材不良によるものと思われる“塗膜が内側より盛り上がる”トラブルが見られるのがちょっと残念~ 発生する度にチマチマ修正しています(笑) 【模型資料】 ・模型メーカー:netmodels ・製品番号 :- ・製品タイトル:U.S. AIR FORCE AL-1A AIRBORNELASER ・発売年次 :2005年 ・備考 :生産数500機 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing Integrated Defense Systems ・形式 :YAL-1A ・Reg. :00-0001 ・製造番号 :30201/1238 ・進空年月 :2002年 ・実機エンジン:GE・ CF6-80C2B1F_x4
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