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1967 Japan イカの切手
するめいか。 と書いてあるだけで、美味しそう、、、🤤。 1966年から発行の始まった魚介類シリーズは、当時の有名な画家たちが図柄を一枚ずつ担当した、珍しいシリーズです。するめいかを描いたのは日本画家の高山辰雄(1912-2007)。 とらふぐは山田申吾、ぶりは奥村土牛の作品です。それぞれに、作家名の替わりに篆刻の印が添えてあります。このシリーズはまた、国名がローマ字で初めて印刷されたセットでした。それは「UPU = 国際郵便機構」からの要請に応えたもので、UPUの公用フランス語でJAPONなのか、英語のJAPANにするか、それともNIHON、いえいえやっぱりNIPPONでしょ〜〜、という議論ののちに選ばれたようですね。それにしても、英語のJAPANってどこから来たのでしたっけ? 発行国:日本 発行時期:30 June 1967 図案:魚介シリーズ #切手 #頭足類の切手 #日本の切手 #日本 #イカ #頭足類 #海洋生物 #フグ #ブリ #stamp #cephalopodonstamp #cephalopod #postagestampjapan #japan #squid #marinelife
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1966 Japan イカの切手
ホタルイカ。 きっと富山周辺の日本海側の人には馴染みの深いイカだと思いますが、発光するのはどうして?と思いつつ読んだら「発光反応の全容は未解明である。」とあり、分かっている要素は書かれていました(ウィキ日本語)。 https://tinyurl.com/mryfyk6j 1966年〜67年にかけて発光された普通切手の一枚で、水中の雰囲気や胴体上部の半透明な鰭(ヒレ)、触手の発光も巧みに描かれ、小さいながら味わいがあります。画像2は同年に発光されたオオムラサキの75円。これも、丁寧に作られた切手です。 発行国:日本 発行時期:1 July 1966 図案:新動植物国宝図案切手 ¥35: ホタルイカ ¥75: オオムラサキ #切手 #頭足類の切手 #日本の切手 #日本 #イカ #ホタルイカ #頭足類 #海洋生物 #オオムラサキ #stamp #cephalopodonstamp #cephalopod #postagestampjapan #japan #squid #fireflysquid #marinelife
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1973 Japan 龍の切手
青龍(緑色ですが、、)。 この切手は、1972年に発掘調査で見つかった高松塚古墳の保存のための寄付をつのった寄付金付きです。発売前から人気を呼んで、大幅な増刷がされたとカタログにありました。 古墳が作られた時代は飛鳥時代の藤原京期か、奈良時代と推測されているとウィキにありますが、記事の写真はくすんでいて、切手のほうがよっぽど綺麗に見えます。発掘と調査後に、カビが生えて壁面の劣化が進んだのが原因なのか? ほぼ同じ頃に、近いエリアに作られたキトラ古墳の壁画とやはり似ているようですね。画像2は、キトラ古墳の青龍の線描です。2001年の切手に出てくる白虎も、よく似ていました。 https://muuseo.com/tomonakaazu/items/591?theme_id=45174 発行国:日本 発行時期:26 March 1973 切手タイトル:高松塚古墳 保存基金 図案:東壁の青龍(部分) 印刷:グラビア 制作者:design: 久野 実 #切手 #ドラゴンの切手 #ドラゴン #日本の切手 #日本 #青龍 #高松塚古墳 #stamp #dragononstamp #dragon #postagestampjapan #japan #azuredragon #nikkotoshogu #takamatsuzukatomb
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2003 Japan 白虎の切手
白虎が龍ではないらしい、というのは名前で想像できますが、でもこの白いヒトには翼があるのだけど、、。 そう思いながらこのキトラ古墳のことを読んでいたら、壁画に描かれた青龍(状態が良くなく、切手にはならず)と白虎の復元線描図が載ったページがありました。 https://www.nabunken.go.jp/shijin/about/ 比べると、違いは頭だけ! 胴体や翼、尾や脚までほぼ同じです。 これは兄弟分だな、と認定して龍の切手ルームに入れることにしました♡ 「2001 Japan 麒麟の切手」で麒麟の胴体から出ている赤い炎のような模様が、この白虎にも見えますが、この壁画は7世紀から8世紀にかけて描かれたと推測されているようで、東照宮より900年も早いのでした。 キトラ古墳で壁画が発見されたのは1998年だそうで、それから保存や修復がなされ、2018年に施設が公開になった時のポスターに、白虎と青龍が出てくるので画像を足しました。 発行国:日本 発行時期:15 October 2003 切手タイトル:特別史跡キトラ古墳 図案:キトラ古墳石室内西面壁画/白虎(部分) 印刷:グラビア6色 #切手 #ドラゴンの切手 #ドラゴン #日本の切手 #日本 #麒麟 #キトラ古墳 #stamp #dragononstamp #dragon #postagestampjapan #japan #qilin #nikkotoshogu #kitoratomb
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2001 Japan 麒麟の切手
「麒麟の頭は龍と同じ」と学んだので、このルームに入ることになった日光東照宮の緑の麒麟。でも、馬の蹄はあるけれど、胴体のウロコが見えないです。替わりに、赤い炎のようなものが胴から出て、聖獣らしさをかもしています。 「世界遺産シリーズ」の第1集で特集された日光東照宮。実は行ったことがないのです。「行きたいところ・日本」のほぼ筆頭に載っている場所。行ったらきっと、この麒麟や眠り猫(え、国宝?)を一生懸命探しそうな予感が。 画像2枚目の門は地味では?と思ったら、一番目立つ入り口「陽明門」ではなく、唐門と呼ばれる門で、両側の白い柱に龍が彫られているようです(やはり、行かねば、、)。 発行国:日本 発行時期:23 February 2001 切手タイトル:世界遺産シリーズ/第1集 図案:日光東照宮/麒麟、唐門、孔雀、眠り猫 印刷:グラビア6色 制作者:写真撮影:高藤 晴俊(日光東照宮禰宜) #切手 #ドラゴンの切手 #ドラゴン #日本の切手 #日本 #麒麟 #日光東照宮 #stamp #dragononstamp #dragon #postagestampjapan #japan #qilin #nikkotoshogu
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1998 Japan フリジア帽のある切手
「自由の女神」を描いたドラクロワの絵画(1831年)が使われた「日本におけるフランス年」を祝う切手。この小ささではディテールが消えてボケていますが、いくつか見える帽子のうち、中心の「Liberty」のフリジア帽が、ともきち館長のアップされた初日カバーの拡大された絵で良く見えるので、リンクさせていただきます♡ https://muuseo.com/stamp/items/119?theme_id=1045 パリ五輪とパラリンピックのマスコット「フリージュ」になった「フリジア帽子」は、マリアンヌとセットで共和国フランスの象徴。マスコットの紹介はLab ログに書きました。 https://muuseo.com/tomonakaazu/diaries/16 日本とフランス両国の郵便局(それとも外務省?)が図柄を決める過程で、フランス革命の絵が選ばれたのは興味深いです。ちなみに「フランスにおける日本年」記念は、上記のともきち館長の初日カバー右に貼られた切手で、法隆寺の百済観音と、97年開館のパリ日本文化会館が図柄です。 発行国:日本 発行時期:28 April 1998 切手タイトル:日本におけるフランス年 図案:ドラクロワ画『民衆を率いる自由の女神』 制作者:design: 森田基治 #切手 #帽子の切手 #帽子 #日本の切手 #日本 #フリジア帽 #マリアンヌ #パリ五輪マスコット #ドラクロワ #stamp #hatonstamp #postagestampjapan #japan #hat #phrygian #marianne #parisolympicgamesmascot #delacroix
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1972 Japan 気球の切手
「飛行と航空の切手」ルームで初めての日本の切手! で、気球はどこに??という声が聞こえます、、。 『気球揚る』という題のついたこの絵画は、1890年(明治23年)に浅草公園で揚げられた、イギリス人スペンサーの気球を見物する「鹿鳴館ファッション」の婦人を描いた、中村岳陵の1950年の作品でした。後ろには、着物姿の人が扇子を振っている様子もうっすら見えます。 日本切手「ビジュアル」カタログvol.1に、トリミングされる前の絵画が載っていました(画像2)。"切手としての芸術性"も分からなくはないけど、気球を入れないと、タイトルと一致しないですよね、、。 画像3枚目は作者が不明ですが、その頃の浅草公園での興行を描いた版画で、これから察するに、スペンサーの気球はガス気球だったと思われます。当時の新聞記事を紹介するブログ記事を見つけたので、参照までに。 http://blog.livedoor.jp/misemono/archives/51898516.html 発行国:日本 発行時期:20 April 1972 切手タイトル:切手趣味週間 図案:中村岳陵の『気球揚る』1950作 制作者:レイアウト / 久野実 印刷:グラビア印刷 #切手 #飛行の切手 #日本の切手 #日本 #航空 #気球 #ガス気球 #中村岳陵 #stamp #aviationonstamp #postagestampjapan #japan #aviation #earlyaviation #balloon #gasballoon #gakuryonakamura
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1978 Japan ガイコツの切手
ホネ。 この場合は骨盤と大腿骨の関節が、人工関節の治療を受けた図です。平均寿命が延びた今、この関節も昔よりずっと長く使われることになって、痛むと辛いのですね。わたしの知り合いでも「new hip」にした!という人工関節の持ち主が意外とたくさんいます。 Labノートに書いた、龍の頭か?と思って拾った骨が実は海鳥の骨盤だった、というその骨盤の、この切手はヒト版ですね。 https://muuseo.com/tomonakaazu/diaries/11?order=desc 発行国:日本 発行時期:16 October 1978 切手タイトル:第14回国際整形災害外科会議記念 図案:人工関節と整形外科のシンボルマーク 印刷:グラビア印刷 #切手 #ガイコツの切手 #日本の切手 #日本 #ガイコツ #整形外科 #関節 #stamp #skeletononstamp #postagestampjapan #japan #skeleton #orthopedics #joint
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1971 Japan 龍の切手
雲と波と、遠景の山にプラスして雷まで轟いている暗雲な空に舞う竜。これは、日本政府の印刷事業100周年を祝う2枚組切手うちの龍です。角、鋭い眼、とがった牙に長い顔。あまり風に影響されていない感じのヒゲ。よく見ると、もう一匹、小さい竜がくわっと口を開いて近くにいます。 2枚組の虎は、mekyabetsu館長のコレクションでどうぞ。 https://muuseo.com/y040843622/items/72?theme_id=45161 この繊細な表現を可能にした階調凹版という印刷技術の詳細にも、このセットが出てきました。お札と切手の博物館のHPから。 https://www.npb.go.jp/ja/museum/tenji/kako/r03_huyu_webtenji/kaichou-ouhan.html 発行国:日本 発行時期:1 November 1971 切手タイトル:政府印刷事業100年記念 図案:『竜虎図』橋本雅邦画 印刷:階調凹版 #切手 #ドラゴンの切手 #ドラゴン #日本の切手 #日本 #竜 #龍 #stamp #dragononstamp #dragon #postagestampjapan #japan #dragon
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1975 Japan 辰年の切手
1975年に発売された、1976年の辰年のための年賀切手です。この年も工芸品で、この玩具は福島県の三春町で作られた張り子の郷土玩具「たつぐるま」。 車輪や龍のボディーに描かれたうずまき模様や、怖そうでもちょっと優しそうな表情など、工芸家の手が神獣を創り出している感じが切手からも伝わります。 発行国:日本 発行時期:December 1975 切手タイトル:年賀/龍の玩具 図案:たつぐるま(福島) #切手 #ドラゴンの切手 #ドラゴン #日本の切手 #日本 #民芸品 #玩具 #stamp #dragononstamp #dragon #postagestampjapan #japan #folkcraft #toy
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1963 Japan 辰年の切手
1963年に発売された、1964年の辰年のための年賀切手です。今から60年前の辰年。この頃は、日本各地の工芸を取り上げていて、この年は鳥取県と山梨県でした。 カタログの解説にある「挽物」とは、回転旋盤を使った工芸なので、たぶん右の重なったお餅のようなのが鳥取からだと思われます。赤いサンタさんの帽子のように見えるのは、ツノかな、、? 明るい色使いが当時らしいお祝い気分をかもしている、お正月らしい一枚です。 発行国:日本 発行時期:16 December 1963 切手タイトル:年賀/龍の玩具 図案:岩井挽物人形辰(鳥取)と竜神招福(山梨) #切手 #ドラゴンの切手 #ドラゴン #日本の切手 #日本 #民芸品 #玩具 #stamp #dragononstamp #dragon #postagestampjapan #japan #folkcraft #toy
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1977 Japan ガイコツの切手
フタバスズキリュウのガイコツ。 カラフルな色が70年代らしい、手紙に貼って使いたくなる切手です。 「当時はフタバスズキリュウの名前でお馴染みでしたが、2006年に正式にフタバサウルスという学名がつけられました。 間違えられがちですが、フタバサウルスは実は恐竜ではなく、首長竜という海に住む別のグループの動物です。」という興味深い解説は、mekyabetsu館長さんのミューゼオ、3F古生物ルームから。 https://muuseo.com/y040843622/items/35?theme_id=44073 そうかー、恐竜じゃないんだ〜〜。 こういう分類とか、系列分けとか、研究が進むとどんどん変わっていくのですね。名前まで変わっちゃうとは! 発行国:日本 発行時期:2 November 1977 切手タイトル:国立科学博物館100年 図案:フタバスズキリュウの骨格復元図と星座に国立科学博物館 印刷:グラビア印刷 制作者:design / 久野 実 #切手 #ガイコツの切手 #日本の切手 #日本 #ガイコツ #古生物骨格 #古生物学 #stamp #skeletononstamp #postagestampjapan #japan #skeleton #extinctanimal #paleontology
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1980 Japan 弓矢の切手
中世の弓矢に比べると、現代のスポーツとしてのアーチェリーで使われる弓矢はずいぶんと進化していますね。 発行日を調べていて気づいたのは、これが43年前の昨日に発行された!こと(あー、昨日アップしなくて残念)ですが、その後もキット類は進化を続けているのでしょうか? 発行国:日本 発行時期:11 October 1980 切手タイトル:第35回国体記念 図案:アーチェリー競技と男体山 印刷方法:グラビア 製作者:design: 東角井良臣 #切手 #矢印の切手 #日本の切手 #弓矢 #アーチェリー #arrowonstamp #postagestampjapan #archery
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1981 Japan ガイシのある切手
最初は気づいていなかったのです。『雪の発電所』という絵画のタイトルを見て、あ!電柱の上の白いのはガイシじゃ〜〜ん♡と。そして良く見ると、グラビアに凹版を足した精緻な印刷で原画を再生している、虫眼鏡で見て楽しい切手です。 岡鹿之助(1898-1978 )氏は文化勲章を受けたような高名な画家です。その名前は本名かしらん?と最初に思ったのだけど、ウィキで父の名前が岡鬼太郎だったことを読むと、妙に納得しました。 https://tinyurl.com/mtahhvpc 発行国:日本 発行時期:26 February 1981 切手タイトル:Modern Art 近代絵画 第9集 岡鹿之助『雪の発電所』 印刷方法:凹版グラビア印刷 photogravure intaglio #ガイシの切手 #日本の切手 #電気の切手 #発電所の切手 #insulatoronstamp #postagestampjapan #electricityonstamp #electricgeneratoronstamp
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1967 Japan 微小世界の切手
ミトコンドリア。受験科目に生物を専攻しなかったわたしでも、この楽しい響きは忘れませんでした(笑。この切手は木版画のような雰囲気を残しつつ、抑えられながらも楽しい色彩が乗っていて、好きな一枚です。 ミトコンドリアは直径がだいたい0.5μm(1マイクロメートル=0.001ミリ)とあって、それが切手上では7〜9ミリぐらいに描かれているので、間を取って8ミリとすると拡大率は、約1万6千倍でした!本当かな、、。 一緒に描かれているタンパク質の構造模型。こちらの拡大率は、、、「タンパク質がαアミノ酸の直鎖だ」というところまではたどり着いたけどその長さがどれくらいか、というのを探し出せません。あはは。 発行国:日本 発行時期:19 August 1967 切手タイトル:第7回国際生科学会議記念 図案:ミトコンドリアとタンパク質の構造模型の一部 印刷方法:グラビア 製作者:デザイン:大塚均 #微小世界の切手 #日本の切手 #生物学の切手 #micrographiaonstamp #postagestampjapan #biologyonstamp
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