1959 Argentine フリジア帽の切手

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フリジア帽を、南米の切手に発見!

なんとなくアルゼンチンの切手を眺めていて「あ!これは!!」と目が止まったのは、この夏からフリジア帽を眺めて「鷹の目」になっているらしく(笑。

フランス革命に影響を受けて、南米まで伝わった自由と平等のシンボル。南米だけでなく、中央アメリカにもフリジアが出てきます。画像2枚目は、1823年から1839年の間に存在した「中央アメリカ連邦共和国」の国旗にあったフリジア帽のある山脈の図柄。これがニカラグアの国旗の中央に残っているのを「1959 France フリジア帽のある切手」のコメント欄にて紹介しました。
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/561?theme_id=47640

パリ五輪のマスコット「フリージュ」から始まった旅が、かなり遠くに来たなー、という感じがします。
https://muuseo.com/tomonakaazu/diaries/16

発行国:アルゼンチン
発行時期:21 November 1959
切手タイトル:Stamp Day

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1959 France フリジア帽のある切手
「Marianne in Ship of state」というタイトルのついたこの切手にも自由国家の象徴であるマリアンヌが出てきます。変わった髪型だなぁ、と思いながらよーく見ると、髪と思っていた肩の上に左右に広がるとんがりは、フリジア帽の「耳おおい」が、海風で左右に広がっている図!だったのです。 最初の発行である1959年(画像1枚目)では見えにくいのですが、1年後の1960年に出た2枚目の朱色バックの切手では、マリアンヌの頭上に「おだんご」が乗っていて(画像3枚目の拡大)、フリジア帽であることが判明♡。変な髪型の謎も解けて嬉しい限りです。 タイトルの「国家の船」は、ソクラテスが国家を船にたとえたことに由来する成句で(日本語のウィキ記事ありました↓)、この切手では朝日を背景にした「光に向かう国家」をマリアンヌが導いている、という図柄でした。 https://tinyurl.com/2ycab3eu 「フリージュ」の原典「フリジア帽子」と、過去の五輪のマスコットのことは、Lab ログでご覧ください。 https://muuseo.com/tomonakaazu/diaries/16 +++ 発行国:フランス 発行時期:27 July 1959 切手タイトル:Marianne in Ship of State 制作者:design: A. Regagnon / engrave: J. Piel +++ #切手 #帽子の切手 #帽子 #フランスの切手 #フランス #フリジア帽 #マリアンヌ #国家の船 #stamp #hatonstamp #postagestampfrance #france #hat #phrygian #marianne #shipofstate
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/561

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    fanta

    2024/11/17 - 編集済み

    中央アメリカ共和国…
    って存在があったんですねぇ😳
    今の、ホンジュラス+ニカラグア+エルサルバドルの連合と出てきます。

    で、そこにフリジア帽…
    自由や平等という観念へのシンボルって、形や象徴にないですもんね~💦
    その意味ではフリジア帽がふさわしかったのかも…
    なんて歴史を感じました😊

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      tomonakaazu

      2024/11/19 - 編集済み

      >>自由や平等という観念へのシンボルって、形や象徴にない

      まさにfanta館長のおっしゃる通りで、そういう「自由への蜂起」の象徴を、どこかに入れたかったからの「フリジア帽」なのでしょうねー。

      イギリスで奴隷を解放する法律ができて、本国と植民地で奴隷制度が廃止されたのが1833年だそうです。今ではベリーズと呼ばれる国が、上記の三カ国連合の東となりにあって、きっとそこでも解放奴隷が祝われて、それが近隣に影響して、植民地から独立しよう!という動きになったのかなぁ、、と想像しています。きっと宗主国からの酷い搾取に、みんなが憤っていたのだと思われ。

      歴史って、知れば知るほど、興味深いですね。。

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