メルセデスベンツ トランスポーターT1N '97カタログ

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メルセデスベンツスプリンターは'95年に登場した商用バンです。日本でも輸入されましたが、スプリンターの名前がトヨタのスプリンターと重複するため、トランスポーターT1Nの名前が与えられました。
人間工学に基づく運転席周りのデザインや完全ウォークスルーによる荷室へのアクセスの良さ、安全性の高さ、走破性の高さが評価されました。しかし商用バンとしてはかなり高価であったことと、エンジンの故障が多かったことから日本では商業的には失敗。'06年には三菱ふそうのダイムラークライスラーとの提携強化によりスプリンターは三菱ふそうに市場を譲る形で撤退しました。
尚、現在も2代目の販売が続くスプリンターはヨーロッパ域内は勿論、アメリカ本国でもダッジスプリンターとしてかなりの売れ行きを見せています。

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