シュプール勝山号の運転開始など JTB時刻表 1996年 1月号

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JTB時刻表 1996年(平成8年) 1月号
表紙はJR北海道の特急型気動車281系のスーパー北斗号。この当時は札幌〜函館間を2時間59分という驚異的なスピードで駆け抜けていた時代でした。

この号では、例年通り多数のスキー列車が設定されていました。
シュプール号では、京阪神地域から越美北線に乗り入れる「シュプール勝山号」が運行開始したのはこの1996年1月となります。エーデル型キハ65を使用した列車ですが、越美北線内の特殊な閉そく方式によって、目的地到着後の回送ならびに出発時の送り込みに、定期普通列車のスジをつかうという特異なダイヤでした。

また、1995年に発生した長野県北部の災害による大糸線不通が生じ、「シュプール白馬・栂池」が全面的に運休されました。そのリリーフとして2シーズンほど活躍したのが「シュプール白馬アルプス号」。JR西日本のシュプール号ながら、名古屋を経由して白馬エリアに向かうありそうでなかったダイヤが実現しました。

その他ピックアップしたスキー列車ですが、このシーズンから運行開始した列車として、
・スキーホリデー箱根山号
・スキーホリデーびわこ号
・北斗星トマムサホロ号→正確には「北斗星トマムスキー号」からの改称で、発着駅もトマムから新得に変更されています。
が挙げられます。

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