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Hard Drive / 1957年のジャズメッセンジャーズ
1957年10月、この年最後のメッセンジャーズのベツレヘムへの録音である。ピアノがジュニア・マンスに替わっている。
このあとブレイキーは同年12月、同じベツレヘムに"アート・ブレイキー・ビッグバンド" を残してこの年を締め括ったが、これはこのコレクションには入れられない。
そして次のメッセンジャーズが、約1年のブランクの後、あの 「モーニン」をぶっ放す、新生”ファンキー"メッセンジャーズとなるのだ。よってこのハードドライブが谷間の時期、ときに暗黒時代とまでいわれたメンバーによる最後の盤なのである。
日本コロンビアの企画、ベツレヘム・アナログ・ディスクシリーズとして1993年に再発された盤でもあり、音質はなかなか良いし、聴かせてくれる一枚である。
最後に、
1957年のジャズメッセンジャーズとして、9枚のレコードを並べてみた。
しかし、ディスコグラフィーをよく見ると、実はこの年10枚のレコードが出ている。
先のモンクとの共演盤と、このハードドライブの間、57年の6月に「LIVE / Art Blakey& The Jazz Messengers」というのが存在する。本当ならこの時期では唯一のライブ音源ではないか!!!
Calliope というクラシック中心のレーベルである。しかし、いまだそのジャケットも見たことがないし、日本未発売なのかもしれない。知ってる人、または持ってる人いたら、是非見せていただきたい、ということでこの項はこれにて終了なり。
閲覧感謝m(_ _)m
T-GOTO
2021/03/31