BICYCLE 52PROOF V2 PlayingCards by Ellusionist

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BICYCLE 52PROOF V2 PlayingCards by Ellusionist

52 Proof Playing Cardsは、EllusionistのProhibition Setでリリースされた6つのデックのうちの1つでした。
このデックがすべての始まりでした。Prohibition Collectionの構想の前に、このデックはウィスキーのラベルを反映したデザインになっていました。このデザインが完成した後、デザイナーのマイク・クラークとオーバン・ジョーンズは、この同じスタイルでもっと多くの作品を作るというアイデアに火をつけました。

この52プルーフのデックは、1920年代のアールデコのデザインとオークのモチーフを、複雑なバックデザイン、カスタムスペードのエース、人目を引くジョーカーに採用しています。

このデックは、いくつかのデザインに素晴らしいディテールがあり、また、他のデザインには少し違和感が有ったりしています。

カードバックの複雑なデザインはとても素晴らしく、「クラシック」な感じがします。
「禁酒セット」のテーマや個々のデックのインスピレーションとうまく調和しています。

52 Proofは大変素晴らしいいデックで、コートカード自体の美しい仕上がりにも拘らず他のデザインやコンセプトとうまく調和していないようなところがあります。

カスタムコートカードは、当時の「上流階級」のキャラクターが描かれているようで、少し違和感があります。52 Proof Whiskeyという飲み物のことを考えると、このような人物は頭に浮かばないのですね。
デザインはいいのですが、このデックのインスピレーションに合っているとは思えません。このデックは「西洋」の雰囲気を出したいようですが、「禁酒法」のアイデアに縛られ過ぎているような気がします。

次に、スペードのエース、スポットカード、広告カード(カクテルの材料)、そしてジョーカーです。

2枚のジョーカーは同じフレームですが、1枚はジョーカーにまつわる「定義」を、もう1枚はスカルと6丁拳銃をデザインしたとてもクールなものです。
ジョーカーのディテールはとても素晴らしく、それ自体はカードを際立たせていますが、このデックが目指す方向性については、またしても方向性に欠けていると思います。
スカルと6丁拳銃のイメージは、「52 Proof」というデッキにふさわしいと思いますが、コートカードとは統一性が感じられません。

100%カスタムタックケースは本当にシャープで、クールなデザインは素晴らしく、カラーパレットはデックに完璧にマッチしていて、素晴らしい仕上がりに成っていると思います。

参考レビュー動画:https://www.youtube.com/watch?v=_-D0Y_OC3bE

総合計 56枚-
レギュラーカード 52枚
ジョーカー 2枚
アディショナルカード 2枚
Distributed by THE ELLUSIONIST PLAYINGCARD CO.
Manufactured by The United States Playing Card Company
Made in USA

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