SONY サイバーショット DSC-T1

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SONY サイバーショット DSC-T1

当時、最高に薄くて、レンズキャップがスライド式のon/offのスイッチになっている、なんともお洒落なデザインのT1に一目ぼれ、胸ポケットにも入ってしまうぐらいコンパクトで、尚且つ、光学3倍ズーム搭載と、メカ好きには堪らないスペックに購入をしてしまったカメラで、現在の我が家の主力機、RX-10ⅣへとSONY製のカメラがラインナップの主力となって行ったようです。

「DSC-T1」は名前が示すとおりまったく新しいシリーズのコンパクト510万画素機として登場しました。
DSC-T1の最大の特徴は、レンズカバー部を除く本体最薄部が17.3mmというスリムなデザインにも関わらず光学3倍ズームレンズを搭載している点です。これはレンズ鏡胴の先端部にプリズムを配置する折り曲げ光学系を採用していて、電源と連動した前面レンズカバーを下にスライドさせると本体左肩に配置したレンズが現れますが、沈胴/伸張動作はなく、またズーム時にもレンズが本体から飛び出ることはありませんでした。

レンズカバーを押し下げると本体左上にレンズが現れる。レンズ横(フラッシュの下)にはAF補助光用LEDも装備されている。

右側面にはストラップ穴や撮影/再生/動画モード切り替えるスライドスイッチが配置されています。 

もうひとつの特徴が、背面の2.5インチ液晶画面だ。背面のボディ面積の半分を占める大型液晶は透過/反射ハイブリッド方式を採用し、屋外でも屋内でも見やすい。撮影時の構図確認において使いやすいだけでなく、デジタルカメラならではの“撮った画像を人に見せる”という利用に最適で、また、メニューの文字やアイコンは従来のサイバーショットシリーズから変更されており、ひとまわり大きくなったフォントやステータスアイコンなどの表示は液晶の大型化とあいまって非常に見やすくなり、さらに、再生時には最大16枚を1画面に表示したり、付属の充電/PC接続用クレードルは液晶画面を手前にして設置するのでフォトスタンド的に利用できるなど、大画面を活かした機能が盛り込まれていました。

レンズだけでなく、従来のサイバーショットシリーズから細部が変更されて、バッテリは新設計の薄型形状のものとなったほか、記録メディアはメモリースティックDuoとすることで小型化に貢献している。さらに入出力端子はクレードル用端子1つのみとなっており、USBやDC入力、ビデオ出力端子をクレードル側に持たせることで本体構造をシンプルにしている。クレードル端子は“サイバーショットFシリーズ”などと同様の四角いコネクタを用いたもので、ACアダプタやUSBインターフェイスを直接本体に接続することも可能トなっていました。

 撮影機能も細かく機能アップしており、従来のサイバーショットのコンパクト機では弱かった連写機能はフルサイズで最大4枚の撮影が可能となり、また、高機能機である「DSC-V1」(最大3枚連写)と同様に、液晶表示付きのフレーミング優先連写と表示なしのスピード優先連写の2方式を選択できるようになっている。従来機同様に露出ミスを防止できるオートブラケッティング機能も備えていました。

本体で17.3mm、レンズカバーを入れても21mmというT1は胸ポケットなどにすんなり収まりやすく、レンズカバーをスライドさせれば撮影可能になる操作性や、レンズ沈胴/伸張がない点もあって動作は素早く、普段から持ち歩いてポケットからさっと取り出して撮影というつかいかたが、なんともお洒落に感じたものです。


【サイバーショット DSC-T1の主なスペック】
製品名 : サイバーショット DSC-T1
撮像素子 : 1/2.4インチ有効510万(総530万)画素 Super HAD CCD
レンズ : カール ツァイス「バリオテッサー」光学3倍ズームレンズ、f=6.7~20.1mm(38~114mm)、F3.5~4.4
記録媒体 : メモリースティックDuo(32MB付属)(※1)
記録画素数 : 2592×1728(3:2)/2560×1920/2048×1536/1280×960/640×480ドット
液晶モニタ : 2.5インチTFT(21万1000画素)
インターフェイス : AV出力&USB 2.0&クレードル(マルチ端子)/DC入力/
電源 : 専用充電池(インフォリチウムTタイプ)
本体サイズ : 約91(W)×17.3~21(D)×60(H)mm
重量 : 約155g(本体のみ)/約180g(装備重量)
【商品の特長】
●最薄部17.3mmのスリム&コンパクトボディ
●「リアル・イメージング・プロセッサー」により、なめらかな階調表現と卓越したスピードを実現
●起動約1.3秒、シャッターラグ約0.24秒、撮影間隔約1.0秒
●「マルチポイントAF」
●8種類の「シーンセレクション」
●1cm接写時に拡大率3.3倍(液晶モニター上)で撮れる「拡大鏡モード」を新搭載
●約30フレーム/秒の「MPEGムービーVX」ファインモードに対応(“メモリースティック Pro デュオ”)使用時
●最大約12倍(VGAサイズ時)のスマートズーム
●最大約6倍(光学ズーム併用時)のプレシジョンデジタルズーム
●“メモリースティック デュオ”専用
●USBクレードル付属
●「PictBridge」対応(*1)

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=Vek0tTtLvgo
https://www.youtube.com/watch?v=HgJ49tj_o5o
https://www.youtube.com/watch?v=PJ-weUpjAUA

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    2022/03/13 - 編集済み

    両親が旅行で使うデジカメが欲しいというので、同じものをプレゼントしたことがあります

    スライドしたらすぐ起動というのが簡単でいいですよね

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    • File

      ta-ke

      2022/03/13

      今でもそうだと思うのですが、当時、とてもスタイリッシュなコンデジだったと思います。
      しかし今では、携帯のカメラでも同じような写真やビデオがとれてしまう、技術革新のスピードはすごいなァと思いますね。

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