グリーンフローライト

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空想の宝石結晶博物館より抜粋ですが、
螢石の名は、結晶を火中に投じると蛍光を発することに由来します。
英名はこの鉱物が、溶鉱炉や窯業に溶剤として使われることから、ラテン語の”fluere=流れる”に因み命名されたものです。
英語で弗素を意味するfluorは、弗素を含む主要な鉱石である螢石に因んでつけられました。 
また螢石は熱の他に紫外線などの高エネルギーに反応して蛍光を発するものがありますが、蛍光を意味する英語のfluorescense(フロレッセンス)の語源でもあります。

 一般には銀、鉛や亜鉛、錫、タングステンなどの重金属鉱山の鉱脈を埋めるような状態で、方解石や水晶等と共に脈石として産出しますが、その他の熱水鉱床、ペグマタイト、気成鉱床、アルプスの山岳性鉱脈、そして堆積鉱床と広範な産出状況があります。

結晶は主に八面体と六面体とがありますが、どうやら結晶生成時の温度により、高温の場合に八面体に、低温の溶液からゆっくりと結晶した場合に六面体の結晶となることが判明しています。

このルースは蛍石の産地として有名なイギリス、ロジャリー鉱山産。
追記
某石屋さんが蛍光が凄くて白く映ると言っていたので、光源を変えて数枚撮影してみた。

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