藍方石(アウイン/アウイナイト)

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透明度の高いアウインとして入手したものです。

6.1×5.9×3.9mmの端正な結晶はケシ粒のようなアウインしか見たことが無かった私としては驚きの大きさでした。

敬愛してやまない[空想の宝石結晶博物館]からの抜粋ですが、

アウインは火山性の鉱物で、イタリア、カナリア諸島のテネリフェ島、フランスのオーヴェルニュ地方の中央山塊、その他モロッコ、アメリカのコロラド州、ニューメキシコ州、メキシコのバハ・カリフォルニア半島先端のピナカテス、タヒチ島のいずれも火山岩中に発見される稀産の鉱物です。
宝石質のアウインは世界でただ一ヶ所、ドイツライン川沿いの街コブレンツの西10kmほどのアイフェル山地のニーダーメンディッヒ(Niedermendig)やラーハー湖( Laacher See )付近の響石と呼ばれる粗面玄武岩の中にカリ長石、ノゼアン、霞石、白榴石、斜長石、角閃石、輝石、磁鉄鉱、チタン鉄鉱、金雲母、燐灰石、橄欖石等と共に1mm程度の微細な結晶、粒状、または団塊状で発見されます。 
アウインはコンクリート・ブロック等の建材用に採掘される軽石の採石場から副産物として回収され、鉱物標本やカットされた石がコレクター向けに市場で流通しているとのこと。
アウインとしてはとびきり大きな結晶のこの結晶の正体は?

天然アウイン/アウイナイトでソーティング取れました。

アウイン (Na,Ca)4-8Al6Si6(O,S)24(SO4,Cl)1-2
ハックマナイト   Na 8 Al 6 Si 6 O 24 (Cl 2 ,S) 

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