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不二越ハクソーのマッチラベル（重巡那智）
切削工具メーカーの不二越は「Nachi」というブランド名だけれども、これは重巡洋艦那智から来てるそうです。
ソースはWikipediaではありますが、昭和天皇が産業視察をした際に不二越の金切鋸刃をご覧になり、それに感激した社長が陛下の御召艦だった那智のシルエットを背景にNachiマークをつくったのだそうです。
なのでこのマッチラベルに描かれているのはまさに那智。
軍艦のシルエットが図柄に描かれているマッチラベルはいろいろあります。
だいたいは戦艦（金剛型や扶桑、山城、長門など）や重巡で、珍しいところでは潜水艦の描かれたものもありますが、シルエットの正確さはともかく、艦名がはっきりしているのは、このNachi以外にはないでしょう。
![[現びっくりドンキー]ドナルド・ダックのマッチ（イラスト）](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2022/03/25/00/13/30/1e9bfe88-a479-489c-a074-4e0ae6e39e6b/file.jpg)
![[現びっくりドンキー]ドナルド・ダックのマッチ（文字のみ）](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2022/03/18/16/17/51/d642330c-4b5f-46f2-90f5-f3772f5ff6bc/file.jpg)
T. S
2019/05/14この時代には珍しく？左から右に書いてありますね。
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showa_express
2019/05/15右から書くのが主流ではあるのですが、当時の広告類には左から書いてあるものがちょくちょくあります。
中には一枚のラベルの中に右書きと左書きが混在しているものもあり、どういう趣旨でデザインしたのか分かりかねることもあります。
おそらくですが、左から書くのは、何でもかんでもアルファベットやカタカナ言葉で書きたがる現代のように、一種のかっこよさを求めた結果ではないかと考えています。
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sat-2019
2023/01/29不二越の切削工具、町工場勤務時代に大変お世話になりました。
「NACHI」のブランド名を見ると、夜遅くまで、六面体に削り出した鉄の塊に、エンドミルで溝を掘ったり、ドリルで穴を開けたりしていたことを思い出します。
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