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- 2F 西洋古地図_Sebastian Munster
- Würzburg (ドイツ)
Würzburg (ドイツ)
ヴュルツブルクはドイツ中央部、マイン川沿いの町です。
元々はケルト人の居住地でしたが、その後ローマ帝国の要塞が築かれました。約650年頃からメロヴィング朝フランク王国の首都となり、742年には司教座が置かれ司教領として栄えました。そして1397年には神聖ローマ皇帝により帝国自由都市の権利が与えられました。1626年~1631年にはヨーロッパ最大規模の魔女狩りが行われましたが、1631年のスウェーデン王の侵攻により終了しました。1796年のハプスブルク家とフランス第一共和国の戦争の結果、1803年にバイエルン選帝侯領となりますが、1805年よりヴュルツブルク選帝侯が設置され、その首都となります。
掲載の地図はSebastian Munster作の「Cosmographia Universalis」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、1578年頃刊行のドイツ語版になります。