ニューモデルアーミー ハートフォード製エアソフトガン

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アメリカの南北戦争時代に使用された、レミントン社のパーカッション式リボルバーのエアソフトガンです。
モデル1861の弱点が戦時中に露呈したため、それを改良。
結果としてパーカッション式リボルバーとしては最高のものの一つになった・・・らしい。
合計で12万丁以上、ピーク時には1000丁/週で生産されていたとのこと。
今から150年も前にそれだけの大量生産方式を確立していたというのは、さすがは工業大国アメリカです。

なぜこの銃を手に入れたのかというと、クリント・イーストウッド主演の映画『ペイルライダー』が大好きだから。
製品の箱絵にも描かれていますが、『ペイルライダー』ではイーストウッド演じる牧師がこの銃を使用して悪党ども成敗していくのですが、それが滅茶苦茶カッコいいのです!

劇中のイーストウッドが使うニューモデルアーミーは、薬室に火薬を込めて発射するパーカッション式ではなく、金属薬莢の弾薬が使えるようにシリンダーを交換してありました。
映画終盤でこのシリンダーを交換するシーンがあるのですが、それがまた痺れるほど格好良い。
同社のモデルガンでは劇中同様、銃身の下にあるレバー機構で簡単にシリンダーが外せるようですが、これはBB弾を発射するエアガンですので、あくまでもお飾りです。

グリップは本来プラスチック製ですが、交換用の木製グリップがあります。
購入当時に手に入れようとしたのですが、まったく見つからず諦めてしまいました。
それが最近ふと調べたら入手可能だったのでようやく交換、やはり全然違いますね。

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ここでちょっと映画についても語ってしまいますが、イーストウッドの数多い出演作の中でも、私は『ペイルライダー』が好きです。
それは映画そのものというよりも、山田康雄さんの吹き替えが本当に素晴らしくて、胸を打たれてしまったからという気がします。
ほどよく枯れた、とでも言うのでしょうか・・・何気ないセリフからにじみ出る優しさと強さが心に染み入っていくようでした。

吹き替え版だと山田康雄さんの芝居のおかげで、少女から好意を寄せられる部分なども生々しく成らず、また地上波放送では居候先の奥さんとの関係はほぼバッサリ切られているのですっきりしています。

キャストも池田勝さん、石森達幸さん、谷育子さん、水谷優子さん、富田耕生さん、加藤精三さん等々素晴らしい面々が揃っており、聞いているだけでも満足してしまいます。

ブルーレイにはこの地上波吹き替え版が収録されていますが、欲を言えば地上波カット版で再生できる機能が欲しかったですね。

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