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怪談人間時計
「貸本漫画」が全盛だった昭和30年代に出版された伝説のマンガの復刻版。太田出版のシリーズの一冊です。本書は70年代に一度少数復刻されていて、正確に言うと今回は「再復刻」になります。表題作の他に「猫の喪服」という作品が併録されています。
水木しげるの「ゲゲゲの女房」でも語られていましたが、貸本漫画専門の漫画家さん方は経済的にかなり苦しい生活をされていたようです。本書の作者である徳南氏も例外ではなく、早いうちに見切りをつけて廃業されました。ご覧になって頂いてお分かりのように強い個性というか、「クセが凄い」画風のためどんなジャンルのマンガを描いても怪奇漫画に見えてしまうという難点のため中々原稿が採用されず、相当苦労された模様。
雑誌の企画「消えたマンガ家」で徳南氏が取り上げられた際、漫画とは無縁な生活をしていたところに突撃取材を敢行しましたが、「どうせなら現役の時に来て貰いたかったわ」と追い返されたそうです。
#マンガ #復刻
fanta
2021/01/07しりあがり寿さん風味?ww
太田出版って、あまり他の出版路線に載らないような作家さんとか、復刻版とか手掛けていますよね😊
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オマハルゲ
2021/01/07言われてみれば確かにそんな感じですね~。意外な人に受け継がれてるのかなぁw
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