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俺はご先祖さま
どうもこの部屋、かなり偏った番組を紹介してる気がしますw そんな個人的趣味満載の一本、「俺はご先祖さま」を。
前番組が打ち切りになったため、穴埋めとして製作されたこの番組、ゴールデンでは珍しいSFコメディーのドラマなんですね。
主人公はタバコ屋の二階に下宿しているSF作家志望の雑誌社のカメラマン。ある夜、UFOを目撃したすぐあと、部屋に全身タイツを纏った若い女性が現れ、たどたどしい日本語で「オジイチャマ」と呼ぶところから始まる物語。突然現れたミミと名乗る彼女は、タイムマシーンで未来から来た子孫でした。
ミミというのは「33」の意味で、試験管ベビーである彼女は番号から付けられた名前を名乗っている設定で、友人のミヨ(34)も遊びに来ました。
主人公はミミを「腹違いの妹」という事にして同居しますが、それからはよくあるドタバタの連続。CMで人気の出たマリアンが、当人同様慣れない日本語でコミュニケーションを取ろうとするミミを可愛く演じております。
ミミの話す日本語は独特で、やたらと会話の途中で「パ~」とか「ピ~」と発します。
パ~→YES ピ~→NO プ~→怒り ぺ~→驚き ポ~→嬉しい
とまあ、こんな感じで周りを巻き込んで大騒動が展開されるわけです。
因みに、主人公の勤める雑誌の編集局の設定はこの番組の直前に放送された西田敏行主演の「池中玄太80キロ」からそのまま借りてきたようで、同作に出演していた同僚役の三浦洋一も同じような役でこちらに出ております。他にも若き日の佐藤浩市やら浅野ゆう子ら、脇役も豪華でした。
最終回で主人公がミミそっくりの女性と結ばれてのハッピーエンドで物語は終わります。
ノーブラで胸のポッチがくっきり目立つ衣裳のマリアンが眩しく見えましたw
#懐かし #TV
Jason1208
2018/09/27この番組結構好きでした。
SF好きの主演者、石坂浩二氏の趣味があちこち反映されていて、自作の絵画まで出てきたりして。友人の独身男役の井上順氏も良い味を出してました。
でも、この作品でのミミの故郷の“未来”は相当なディストピア(悲惨な未来世界)なんですよね。
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オマハルゲ
2018/09/27ありがとうございます。
ミミを抹殺せんと未来からやって来たアンドロイドの設定が、ターミネーターを先取りしてるようでしたね。
そのアンドロイドがバナナ(ミミ曰くバババ)に夢中になるというのも面白かったです。
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Jason1208
2018/09/28小ネタですが、ミミの友である未来人ミヨを演じていたのが、ヘレン笹野さん(アニメ「うる星やつら」の主題歌歌ってた人)で、井上順さんが演じる主人公の友人はミヨを紹介してもらう約束するんですが、彼がミヨを待ってるエンドで、もうミヨはアンドロイドにやられるかしていた切ない終わり方だった記憶があります。
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