LONG JOHN BALDRY and The Hoochie Coochie Men / LONG JOHN'S BLUES

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ULP1081
1965, UK UNITED ARTISTS Org.

昼間CHRIS FARLOWEを聴いていたら、LONG JOHN BALDRYを聴きたくなって針を落としている。

ともに喉ひとつで渡世を渡る「喉職人」(造語)の趣き。
LONG JOHN BALDRYはアレクシスコーナーのブルース・インコーポレッドの座付シンガーで、ストーンズ出現前のLONDON R&Bの中心人物のイメージが強い。

ハーピストのシリル・デイヴィスがコーナー御大のところから独立して直ぐに白血病でなくなってしまい、そのままバンドを居抜きで引き継ぎHOOCHIE COOCHIE MENとしてリードボーカルの座に収まる。

英国ブルーズ学校の校長2人(アレクシスコーナーとジョンメイオール)のうち、アレクシスコーナーのとこの大番頭だけあって、ブルースピュアリストのメイオールと異なり、ブルース、ジャス、ソウルミュージックがごちゃ混ぜで、一番要素としてはJAZZが強いこの感じこそ「なんでもあり」の英国リズムアンドブルースの典型的な音だと思う。

とにかく声が良い。
この声の良さはストーンズのgot live if you want itのストーンズを呼び込むMCとしても聞く事が出来る。
また、直接の師弟関係で言うと、ロッドスチュワートとエルトンジョンはロングジョンの弟子筋に当たる。

この後PYEに移籍してクソつまんないMOR路線に堕ちるので、LONDON R&Bの真髄が聴けるのはこのアルバムだけになる。

#longjohnbaldry #londonrandb #britishrandb
https://youtu.be/yQ0mOxZ_BHU

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