- naokeith Museum
- 68F FACES / ROD STEWART
- EVERY PICTURE TELL A STORY / ROD STEWART
EVERY PICTURE TELL A STORY / ROD STEWART
6338 063
28 May 1971
UK MERCURY black label Org.
ロッドソロ3作目
これぞ名曲の詰め合わせアルバム
EVERY PICTURE〜馬耳〜NEVER A DULLの3枚が、ROD/FACESの最盛期である事は間違いない
ただ、この前2作のほんの少しだけ俯いているような「憂い」(とも違うな…要はナイーヴな質感)のあるロッドの方が好みなのは事実(個人的感想)だけど、ロッドこの1枚。でコイツが選ばれる事に異論は全く無い
レーベルも2軍のVIRTIGOから1軍のMERCURYに昇格。ただ、昇格したからと言ってメジャーな音になる訳でもなくロッドの音の特徴(≠FACESな音では無い点がキモ)でもあるアコースティックな質感でハードで熱いという二律背反する要素が無理なく同居する特徴が全く前2作と変わらないのが嬉しい
このアルバムからマギーマイの特大ヒットが生まれる事でFACESとの溝が生まれてしまう皮肉な結果となるんだけど、アルバム的に言うとマギーメイなんかより
A面アタマ2曲とB面ケツ2曲という「ツカミとシメ」がここまで最&高なアルバムはそうはないと思っている
A1の表題曲の「質感はアコースティックなのに熱い」というこの頃のロッドの最も良い所が凝縮された曲でスタートし、ラストに向かってのマギーベルとの掛け合いのヤバさはこれぞロッド!
A2のルーズで音数の少なく隙間の多いバックの音をロッドの歌が引っ張って行く展開も、「ロッドを聴く」と言う満足度が非常に高い。ちなみにここで効いているコーラスはマデリンベル!
この2曲だけでツカミは完ぺき💯
ケツに向かっての曲ももちろん高水準だけど割愛して
B4の(I KNOW)I'M LOSING YOUはテンプスのカバー
。カバーを自身の手に引き摺り込む手腕はやっぱりロッド。演奏はまんまFACES(ただしリズム隊の2人は参加していない)
ラストのREASON TO BELIEVEはティム・ハーデンの曲。数あるロッドの曲の中でも3本の指に入るくらい好きな曲。歌心、演奏全てに渡ってロッドの1番良い所が表現されている曲(こっちがシングルA面だったけど、B面のマギーメイの方が大ヒット)
レコードの話
ブラックラベル
made in England表記のないものを選んでおけば基本🆗
長くなったけど初期のロッドでまず何を聴けば良い?と聞かれりゃこれを勧めると思う(気に入ったらガソリンアレイを聴けと続けるけど)
#rodstewart #ronwood
やっぱこの曲はどっからどう見てもFACESだよな…
ケニーのドラムが「奇跡的に」良い‼️(笑)
https://youtu.be/uP4CEPaiAzU?si=AVMvprdAACKCfAXD