GASOLINE ALLEY / ROD STEWART

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6360 500
12 June 1970
UK VERTIGO BIG SWIRL label and embossed jacket Org. 1st press

RODソロ2nd
これはもうFACESのアルバムと言っても良い
また、S.F.のMY WAY OF GIVINGのカバーや、it's all over now, only a hobo, country comfort等カバーの出来が凄まじく良い

演奏も本家FACESよりもコクがあり、ソロのロッドに顕著なスコットランドの薄曇り感も出ていてニュアンスも申し分ない

メンバークレジットに、マックはバスのストライキで来れなかったから参加してないよ。なんて、お茶目なクレジットになっているように、ロッドとそのバックバンドでは無く、和気藹々としたレコーディング風景が眼に浮かぶ

基本、これがロッドの最高傑作で良いと思う。FACESを置いてきぼりにしてマギーメイの大ヒットでバランスが崩れあとはご承知の通り…(◞‸◟)
そんなロッド・スチューワート&フェイセズになる前の姿がここに真空パックされている

レコードの話
1st pressは、エンボスジャケに、BIG SWIRL LABEL
すぐに、ジャケが見辛い?からか、普通のジャケに、レーベルはSMALL SWIRLに。
エンボスは最近滅多に見かけない
昔通常ジャケの2nd press盤も所有していたが、音にそこまでの差異はない

もうちょっと重箱的な話をすると、各曲に時間表記が無い
インナーバッグに「被ると窒息するから赤ちゃんの近くにおかないでね」とPL法対策みたいな注意書きがあるもの
まで揃ってこそ(揃ってます)

UK盤のジャケは1stに引き続きkeefデザイン。
ヒプノシス、ロジャー・ディーン、キーフがUK3大ジャケデザイナーだけど、やっぱりキーフが1番好き☆

https://muuseo.com/naokeith/items/578?theme_id=21595

#rodstewart #keef #faces
ロッド版の圧勝
この苦さ。こそロッド
https://youtu.be/Kv__MTzeE0w?si=Z5d1HpStwlbNNbmH

ELTON JOHN / TUMBLEWEED CONNECTION
DJLPS 410 1971, UK DJM RECORDS Org. マルーン半透明盤 E.Johnの3枚目。 個人的にエルトンのアルバムの中でこれが1番好き。 英国人による米国南部憧憬系の見本の様なアルバム。 やっている事はスワンプ系の泥臭い音なんだけど、そこかしこに英国的陰影、煉瓦の舗道の上の落ち葉を踏み締める様な情景が立ち上がってくる。米国スワンプ系のアルバムには皆無の手触り。 また後のキレイなバラードや派手なロックンロールをラメラメの衣装でキメる彼の姿はどこにも無い。終始俯き気味な表情を音から感じるのもまた愛おしい。 先にアップしたLESLEY DUNCANのLOVE SONGのみ他人の曲であとは全て自作。 そのL.DUNCANだけでなく、Dusty Springfield, Madeline Bell, Kay Garnerと言ったUK SOULを支えたバックコーラスの歌姫たちが総出演。 さらに以前アップした、UKミュージシャンのバイト仕事(笑)のひとつ、PANHANDLEのアルバムのメンバーの大半が参加(Chris Spedding, Herbie Flowers, Barry Morgan and Key Garner)していたりする。 この3枚は姉妹(エルトンがエルトンだけに)の様なアルバムと言っても良いと思うので、聴き比べるのも楽しい。 本当に良いアルバムだと思います。 #eltonjohn #bernietaupin #lesleyduncan #dustyspringfield #madelinebell #keygarner #herbieflowers #barrymorgan #nigelolsson #calebquaye #deemurray #daveglover #ianduck #rogerpope #swamp #swamprock #ukswamp https://youtu.be/ZTZw2Lbp6dQ https://muuseo.com/naokeith/items/576 https://muuseo.com/naokeith/items/577
https://muuseo.com/naokeith/items/578

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