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ファンティリュージョンパスポートケース
ファンティリュージョンのグランドデビューで販売されたパスポートケースです。
安全ピンとクリップがついたプラスチック部分の下にビニールケースがぶら下がっているというのがパスポートケースの基本形です。
パスポートケース、当時、毎回、遊びに行く度に、かなり沢山買いましたが、掃除や引っ越しで残念ながら、ほとんどは処分してしまいました。
それだけでも、展示室が一つ作れたかもしれません(^^;
さて、パスポートケースがパークから姿を消してから、もうかなり年月が経ちましたし、若い方は、なぜこんなものが必要だったのか見当もつかないと思われます。
写真のビニールケースに入っているのが、当時のパスポートなんですが、このパスポートの機能や使い方は、現在のパスポートとほぼ変わりません。
しかし、当時のTDLには、パスポートの他に、先日展示したBig10のような入園券+アトラクションチケットというチケットの購入方式がありました。例えば、家族でTDLにやってきてお孫さんはアトラクションに乗るけど、お爺ちゃんとお婆ちゃんは、乗り物には乗らないで、孫を楽しく遊ばせたいなんてときは、お爺ちゃんたちは入園券だけ買えばOKなんてことになります。
ところが、お察しのとおり、入園券だけ購入してアトラクションにタダで乗ろうとするゲストも現れるため、各アトラクションの入口では、必ずパスポートを提示する、またはアトラクションチケットを手渡す仕組みになっていました。
この時、パスポートを財布に仕舞い込んでいたり、どのポケットに入れたか判らなくなった、失くしたなんてトラブルを防いで、スムーズに入場するための道具がこのケースになります。
という訳で、当時の写真などを見るとお分かりのとおり、ほとんどのゲストが胸か腰のあたりに、こういうケースをぶら下げていました(^^)
以前、家にあったパスポートケースを見たウチの娘にも「なに、これ？」と聞かれて説明したら、「え～っ、ダサっ」と言ってましたが(笑)
