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道頓堀 (The大阪フィギュアみやげ)
大阪の最も有名な場所であろう道頓堀。某球団が「アレ」するとよく人が飛び込む。カーネルサンダースも飛び込んだらその後しばらく「アレ」できなくなったらしい。 さて、これは一番有名であるグリコサイン一帯がフィギュア化されており、手前には戎橋、奥には道頓堀橋の歩道部分が見える。現実通りに再現するのは難しいので、これを表現するためにヴィネットで造形したのは、この表現方法のフィギュアで一番ふさわしいと思う。 また、恐らく最新作になってからだが橋の柵が銀色に塗装されており、一番手前の建物の左上部に人型のものが張り付いている。
14B フィギュア 海洋堂無縁せき
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浅草花やしき (浅草フィギュアみやげ)
日本最古の遊園地である浅草花やしきは、1853年に植物園として始まり、戦前には日本有数の動物園として有名になった。戦後には日本最初のコースターである「ローターコースター」などのアトラクションが誕生し、現在まで続く遊園地として広く親しまれている。 このフィギュアでは、目玉アトラクションであるローラーコースターに乗った視点がフィギュア化されている。が、実際はここまで高く上がらない。 左手には2016年に惜しまれつつも解体されたBeeタワーが表現されている。下にもメリーゴーランドなどの建物がある。
15B フィギュア 海洋堂無縁せき
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仲見世 (浅草フィギュアみやげ)
大正時代の関東大震災以前、レンガづくりの店が立ち並ぶ仲見世がヴィネットで再現されている。 通りの奥には、戦時中の空襲により失われる前の浅草寺の宝蔵門(当時は仁王門)や五重塔が見える。 五重塔は裏まで立体的だが、それ以外は表現の性質上平面や歪んでいることが多い。 店も看板や店の色分けが豊富でしっかりされている。
14B フィギュア 海洋堂無縁せき
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高知城 (高知フィギュアみやげ)
坂本龍馬シリーズや日本の城名鑑1で度々ラインナップされている高知城のフィギュア。高知フィギュアみやげでも外すわけにはいかないということでラインナップ。 高知城は、大体邪魔なせいで明治時代に解体されがちな本丸御殿が全て現存しているのは高知城と川越城のみで、更には天守閣まで現存している日本唯一の場所である。 このフィギュアではそんな本丸御殿までしっかり再現されている。しかしそのせいか窮屈でややデフォルメのような印象を受ける。
15B フィギュア 海洋堂無縁せき
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錦帯橋 (山口フィギュアみやげ)
山口のシンボルとして最も認知されている場所がここ、岩国にある錦帯橋だろう。日本三名橋や日本三大奇橋に数えられているこの橋は、独特の経緯を持つ。 錦川による度重なる流失を経て、橋台を石垣で、その上に連続したアーチ橋をかけるという三代領主吉川広嘉のアイデアもと作られたこの橋は、何度か試行錯誤を経たものの、その後250年以上もつ頑丈なものとなった。釘を使わず木組みだけで作ったアーチは世界でも類を見ず、世界遺産登録を目指している。 このフィギュアでは、本来は5つあるアーチのうち3つがヴィネットで表現されている。そのため、完全なミニチュア化ではないが特定の角度から見ると美しく見える。
15B フィギュア 海洋堂無縁せき
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坂本龍馬像 (高知フィギュアみやげ)
幕末を駆け抜けた商人かつ、薩長同盟の立役者。大政奉還や王政復古に尽力した日本の英雄とされている。今は遭難の地にジャンカラがあるとかないとか。 海洋堂のえらい人は高知出身であるため、坂本龍馬と縁があるらしく、かつて「坂本龍馬ーその生涯の軌跡ー」というおまけフィギュアが存在した。そこでもこの像はラインナップされており、他では高知城も登場している。 さて、高知といえば桂浜の坂本龍馬像というほど有名なこの像は、本物なら台座含めて13.5mもあるという。なんと金閣寺(12.5m)よりも高い。 本物について知ったところでこのフィギュアについて見てみよう。銅像の緑青色や着物に付けられた金の紋様まで、さらには作るのが難しい着物の波打ちや顔の造形がしっかりとしている。顔は前回の「坂本龍馬ーその生涯の軌跡ー」よりグレードアップしているのではないかと思える。持っていないので分からないが。
19A フィギュア 海洋堂無縁せき
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大間のマグロ (みちのくフィギュアみやげ)
マグロで有名な日本最北端の町、大間町。ここにあるのが、一本釣りされた440キロのマグロをモチーフにしたこのモニュメント、「まぐろ一本釣の町おおま石像」である。 マグロのひれが少し欠けてしまっているが、他はよく出来ている。重さはないが石らしき質感もちゃんとあり、どのような素材で作られているのかは分からないものの、プラスチックを感じさせない造りになっている。
17A フィギュア 海洋堂無縁せき
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京都タワー (京都フィギュアみやげ)
建設時に京都の景観を壊すと大きな議論を呼んだこのタワーは、1964年開業と想像以上に古い歴史を持つ。正式名称はニデック京都タワー。 京都の建物を波と見たて、それを照らす灯台というコンセプトのデザインだが、東本願寺のろうそくとよく誤解されている。 このフィギュアでは、上に行くにつれやや歪んではいるものの、ビル含め全体的によく再現されている。「日本のタワーフィギュア」では省略された、ビルの上に乗っているのもしっかりと作られている。
17A フィギュア 海洋堂無縁せき
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大阪城 (The大阪フィギュアみやげ)
天守は1931年に模擬復興された創作物で、その年代のせいでガチガチの鉄筋コンクリート製である。館内は博物館になっており観光地化されているが、戦前の復元というその古さゆえに国の登録有形文化財に指定されている。結局のところ天守は偽物なので、大阪城の見どころはその城郭や石垣にあるだろう。 このフィギュアは、クオリティは現物と遜色ない出来栄えだか、上記の理由により個人的に天守が好きでないので複雑な心境にある。 なぜか日本の城名鑑、大阪フィギュアみやげシーズン2×2、The大阪フィギュアみやげの系3種4基持っている。それぞれは天守横石垣の塗装、屋根の切り込み、破風の金塗装の有無、窓の黒い着色などで見分けることができる。写真はThe大阪フィギュアみやげ。
16A フィギュア 海洋堂無縁せき
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仁徳天皇陵 (大阪フィギュアみやげ シーズン3)
世界最大級の墳墓といわれる、少なくとも日本最大のお墓。古墳最大長:840メートル、古墳最大幅:654メートル、後円部最大高さ39.8メートルとかなりの規模をもつ。仁徳天皇のものとされているが、宮内庁が発掘調査を許可しないことから、詳しいことは未だ分かっていない。 このフィギュアは、古墳だけでなく周囲の家々や道路も表現されているためその巨大さがわかる。土地が歪んで作られているが、これがカプセルに収めるためかそれとも実際にこのような地形をしているのかは不明。 古墳だけはめ込み式の違う素材なのを想定していたが、全て同じ材質となっている。
13B フィギュア 海洋堂無縁せき
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清水寺 (京都フィギュアみやげ SEASON2)
清水の舞台から飛び降りるで有名な京都の観光スポット。実際は木に引っかかって意外と助かるらしい。正式には音羽山清水寺で、京都を代表する名所であり常に混み合っている。 このフィギュアは、清水寺の本堂の構造がよくわかり、また建物右側の階段や通路も表現されているため標高差がよく分かる。柱が組まれている構造がこのサイズながら再現されているのは流石海洋堂といったところである。また、物理的な重さがありしっかりとしている。
18A フィギュア 海洋堂無縁せき
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銀閣寺 (京都フィギュアみやげ SEASON2)
足利義政に命令された大工さんが建てた建物。 金閣寺と比べると3階建てでなく2階建てだし、その名前のくせに銀が貼られている訳でもない。日本最古の景品表示法違反である。 正式には東山慈照禅寺観音殿。 後ろの木や池が再現されており、個人的にはこのフィギュアに限っては金閣寺よりも豪華で好みである。木々で隠れる銀閣寺後方の造りも手抜かりなくしっかりとしている。 上部の本物では銅製の鳳凰は、同シリーズの金閣寺と違って大きめに作られている。
17A フィギュア 海洋堂無縁せき
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金閣寺 (京都フィギュアみやげ SEASON2)
正式には北山鹿苑禅寺の舎利殿。足利義満に命令された大工さんが建てた、建物を金箔で覆った非常に贅沢なこの建造物には、京都の象徴として国内外から多くの観光客が訪れる。 このフィギュアは、金色に輝いているため存在感は抜群で、当館でもひときわ存在感を放つランドマークにもなっている。折れやすい鳳凰もしっかりと表現されている。しかし残念ながら最上階がやや傾いている。
17A フィギュア 海洋堂無縁せき
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鎌倉大仏 (東海道フィギュアみやげ 第二弾)
日本三大仏のひとつに数えられる鎌倉・高徳院の大仏は、国宝であり阿弥陀如来坐像という正式名称がある。奈良の大仏と異なり、大仏殿がなく雨ざらしなことから、特徴的な緑青の色合いを持つ。 これをフィギュアにした当品は、大仏の螺髪までしっかりと表現されており、クオリティの高さが伺える。
19A フィギュア 海洋堂無縁せき
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雷門 (浅草フィギュアみやげ)
東京ランドマーク及び浅草フィギュアみやげにラインナップされている当フィギュア。二つの違いは東京ランドマーク特有の黒い建物の名前が書かれた台座の有無だが、こちらで展示している浅草フィギュアみやげの雷門にはそれが無い。また、台座に合わせる関係で地面も東京ランドマークの方が若干広いように見える。しかしながら、おそらくガチャカプセルのみの販売で、個人的はずれが多い浅草フィギュアみやげで確率に勝利し手に入れるこちらの方が価値が高いように思える。 館長は浅草寺で大吉を出し、浅草フィギュアみやげなるものを見つけて大枚をはたいてでも雷門を手に入れるつもりでいたら一発で出てしまった。びっくりした。 細部まで忠実に再現されていて、文字もはっきりしているが一番大切な提灯が傾いているのが玉にきず。とはいえこのコスパでは到底許容できる範囲である。
16A フィギュア 海洋堂無縁せき