20-08 市野川

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20-08 市野川

長野県東筑摩郡麻績村麻
棚田枚数:204枚
平均勾配:約1/20
主生産品種:米(コシヒカリ、美山錦)、大麦(ホワイトファイバー)
農作業時期:代かき:4月 田植え:5月 稲刈り:9~10月 脱穀:10月

中山道から善光寺へ向かう北国脇往還(善光寺道)沿いに、19.7ha、204枚の市野川棚田が広がります。棚田から聖高原(猿ヶ馬場峠)の間には、旅人や馬の喉を潤したであろう弘法清水やお仙の茶屋の地名が残り、善光寺参詣をする人々で賑わう信仰の道だったことが伺えます。松尾芭蕉も「更科紀行」で麻績宿からこの道を通り一句詠んだかもしれません。

注目ポイント
棚田で作られた米やもち麦を日本酒やお菓子などに加工して販売し、好評を得ています。
特に、食後の血糖値上昇を抑える効果があるとされるもち麦は、昼夜の寒暖差が大きい環境で育てているため、食味が良いと好評を得ています。

棚田カード №20-08-令和6年4月

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