2-10 壺型土器

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2-10 壺型土器

発掘遺跡:沢底宮ノ前遺跡
所在地:辰野町沢底
時代:縄文時代中期(約5,000年前)
大きさ:高さ約36.5cm×最大幅約45.5cm
発見日:1980年(昭和55年)11月
発見理由:長芋掘り中に発見

遺物の紹介
土器の口縁部内に長芋が入りこんでいるのを見つけ、掘り進めたところ姿を現しました。そろばん玉状の器状で、口縁部下部の周囲には隆帯、体部には大柄な渦巻文と同心円文が、いずれも太く大胆に貼り付けられています。同時に出土した土器から縄文時代中期後葉のものと推定されます。

展示場所:辰野美術館

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