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バンダイ サンダーマスク スタンダードサイズ
手塚治虫が原作を担当した特撮ヒーローもの「サンダーマスク」はウルトラマンを始めとする円谷特撮ヒーローの亜流ではありましたが、地球を襲う魔獣のデザイン、ストーリーの独自性などから当時、子供たちからかなりの人気を得ていました。
キャラクター玩具を発売していたのは主にバンダイでした。番組の人気と裏腹に玩具はあまり展開しなかった不遇シリーズです。
サンダーマスクのソフビはバンダイからミドルサイズ、スタンダードサイズ、大サイズが発売されており、最もポピュラーなのがこのマスク脱着式のスタンダードサイズのものでしょう。
若干頭でっかちでバランスの悪さは否めないです。
旧バンダイのヒーローソフビの特徴ですが、特にこのサンダーマスクの顔は大きいと感じられます。
手袋は赤く塗装されているように見えますが実は腕が赤い成型色のパーツで、手袋以外の肩までの部分が胴体と同じグリーンで塗装されています。
サンダーマスク関連のフィギュアではタカラの変身サイボーグのサイボーグ変身セットのサンダーマスクがリアルで今も高い人気があります。
正規品の旧バンダイのサンダーマスク・ソフビよりも多数の種類が出回った無版権のいわゆる「パチもの」と呼ばれるサンダーマスク・ソフビの方が逆に造形が良いものが多いのは皮肉なことです。
いずれにしても、版権問題でサンダーマスクは本編のDVD化はおろか新造ソフビの発売も難しい状況になりますから、サンダーマスクのこうしたソフビは現在ではファンから珍重されています。