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- [0042] THE 41ST TOKYO MOTOR SHOW 2009
[0042] THE 41ST TOKYO MOTOR SHOW 2009
第41回東京モーターショー マツダブースへお越しいただきまして誠にありがとうございます。
マツダは、2001年の東京モーターショーで発表したブランドメッセージ Zoom-Zoom" のもと、アテンザ、アクセラ、デミオなど、数々の 新世代商品をお届けしてまいりました。 これらのラインアップは、 躍動的でスタイリッシュなデザインやワクワクする走り、考え抜かれた 機能性などによって世界中で高い評価をいただくとともに、 現在日本では販売台数の9割以上がエコカー減税の対象車となり、ご好評を いただいています。
昨年、世界は未曽有の経済危機に見舞われました。 これに端を発する景気の後退は全世界に波及し、 自動車業界にも大きな影響を与えました。 マツダもこの経営環境の激変に対応し、現在までに様々な緊急対策を実施しています。 しかし同時に、この危機を乗り越えた先のクルマ社会を 見据え、私たちだからこそ提供できる価値と魅力の強化には、 これまで以上に力を入れてまいります。
その基盤となるのが、 2007年3月に策定したマツダの技術開発長期ビジョン「サステイナブル Zoom-Zoom" 宣言」、 すなわち、 マツダ車を ご購入いただいたすべてのお客様に 「走る歓び」 と 「優れた環境安全性能」を提供することを目指す取り組みです。
今回の出展テーマは、「マツダスカイコンセプト〜すべてのお客様に「走る歓び」と「環境安全性能」を提供!~」 です。 "The sky is the limit." 可能性は無限という意味の英語ですが、 私たちは、限界にとらわれずのびのびと自由な発想で究極の効率を追求し、 「未来に続く青空」 と、 「その青空の下を気持ちよく意のままに走る歓び」 をすべての人々に届けたいと願い、次世代パワートレインの開発コンセプトを象徴的に "SKY" と表現しました。
今回の東京モーターショーでは、この取り組みの一環として、 「2015年までにグローバルで販売するマツダ車の平均燃費を2008年比で 30%改善する」という目標を実現するための、 「今日」、「明日」、そして「将来」 の技術をご紹介します。
「今日の技術」では、新型アクセラとビアンテから採用を開始した独自のアイドリングストップ技術、「i-stop(アイ・ストップ)」 をご紹介します。 「明日の技術」 では、2011年から順次国内での販売開始を計画している次世代のガソリンエンジン 「マツダ SKY-G」 とクリーンディーゼル エンジン「マツダ SKY-D」、そして高効率オートマチックトランスミッション「マツダ SKY-Drive」 をご紹介します。 また、マツダ はハイブリッドを含む電気系デバイスも段階的に導入していく計画です。 「明日の技術」 を象徴的に表現したコンパクトコンセプトカー 「マツダ 清 (きよら)」 では、 「マツダ SKY-G」、「マツダ SKY-Drive」、さらに減速エネルギー回生システム、 軽量化設計などの成果として、電気モーターの 走行アシストなしで32km/L (10・15モード燃費) という超低燃費を達成します。
「将来の技術」 では、プレマシー ハイドロジェンRE ハイブリッドをご紹介します。 マツダ独自の水素ロータリーエンジン車は、国内はもとより ノルウェーでもリース販売を開始するなど、 未来に向かって実用化が着実に進みつつあります。
そして、「サステイナブル Zoom-Zoom”宣言」の一翼である安全性能では、交通事故を未然に防ぐ技術開発の一端をご紹介します。 マツダは、すべてのお客様に「走る歓び」 と 「優れた環境安全性能」を提供します。 そのために、私たちはマツダならではの取り組みにチャレンジ してまいります。 人とクルマのサステイナブルな未来へ向かって進化するマツダに、 今後ともご期待ください。