- marumilililidef Museum
- 10F レコード 米英 80's
- Most Exaltet Potentates Of Trash/The Cramps
Most Exaltet Potentates Of Trash/The Cramps
1985年リリース、クランプスのブートライブ盤。
音質はとても褒められたもんじゃないし(特にA面)、A-1にいたってはフェイドインから始まるという代物だけど好きな一枚。
もっと音のいい、ボリュームのあるライブ盤は正規でサブスクにもいくらでもあるけど、
クランプスのスタジオ録音盤のズカーンと抜けのいい音があまり好きじゃない(ロカ、サイコビリー系はしょっちゅうそこでつまづいてしまう。ガレージパンクに耳が毒されすぎなんだよな)ような自分には、この未整理なモコモコでガサガサの音がシックリくる。
カバー曲のセンス、ステージングやスタイルなど、ガレージパンクにおいて重要視される要素をクランプスは備えてる。それには全く異論なし、むしろそういう価値観の根っこのひとつですもんね。
ただ肝心の音が中々ピンとこなくて、レジェンド的に評価されている彼らを分かりたくて色々聴いたけどこれが一番なんだよなあ。絶対そんな訳ないんだけど。
あと何よりジャケがめちゃめちゃカッコいいじゃん。サンプリング元はなんだろ?ただこれもちょっとクランプス的センスとは異質なジャケなんだよな。やっぱり合わないんじゃないか?クランプス。好きになりたいのになぁ。ベイトワンズとか大好きなのに。
レーベルは黄・白・赤3色あって一応黄が1stプレスらしい。この音質なら初回プレスがどうとかクソどうでもいいだろうけどね。