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手吹きのビアグラス
琥珀色に変わった古い手吹きのグラスです。 全体に気泡が混じり、少しウランも入ってますかね。 形からワインというよりビール用のようです。 スペードのような直線的なデザインが独特で面白い。 それだけだと現代的な味気無いものになりそうですが内側の有機的な螺旋が手作りの色っぽさになってますね。 ビールを注いだ時に下辺の切り立ちを上がってくる泡を照らすように輝いて美しい。 #グラス #ビール #ガラス
ガラス 500円 広島市kuroyagi
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アールデコの花瓶
幾何学的な装飾の銅の花瓶。 中央に配置された花も省略された シンプルで記号的なものです。 15㎝くらいの小振なものですが 大正や昭和初期の空気を感じる 豪華な作り。 #インテリア #アンティーク #アールデコ
金属 800円 ヤフオクkuroyagi
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アルミでできた将棋の駒
戦前から戦後すぐくらいまでに 作られたと思われるアルミの駒 工場の職人さんが自分用に作ったものでしょうか。 紛失して代わりの駒を入れてあったり、 欠けたり歪んだりですがそれも愛おしく感じます。 ずっしり重く、ひんやりとした駒は 木のものより柔らかさがあり、 道具としても面白い。 #将棋 #駒 #古道具 #アルミダイキャスト #金属
金属 800円 広島市kuroyagi
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アメリカの百年前の南京錠
鋳鉄で出来たアメリカの南京錠です。 Christopher Polhemというスウェーデンの発明家の1850年の発明で SCANDINAVIAN / POLHEM PADLOCKと呼ばれるもの。 それ以前の錠より安全性が高く大人気になったそう。 この錠はアメリカのRYE社のもののようです。 同じものがアンティークの刑務所の錠として売られていますが年代等分かりませんね。同型の錠が1950年まで作られたそうですから百年前後くらいの歴史はありそうです。 さて、鋳鉄で作られた大ぶりで頑丈な錠です。 柔らかな造形と肌は工業製品らしくないですね。 カウベルのような愛らしい形ですが破壊されないための厚みなんでしょうね。 今の錠には無い過剰さが存在感を増します。 年代を経た錆の斑も美しい。 どこをどう通って日本の広島まで来たのか、 不思議な品でした。 #古道具 #錠 #アメリカ #アンティーク #古鉄
金属 RYE.co 800円kuroyagi
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鉄の柏葉
鉄でできた柏の葉。 お茶の席の菓子皿に使うものでしょうか。 虫喰いも表現されたなかなか見事な造形です。 錆びた鉄の色も枯葉を思わせて よく引き立ててますね。 写実的な描写ですがリズム良く伸びる柏の曲線が愛らしく交差する葉軸もユーモラスに見える。 古色が良い皿ですが気軽に出してちょっとした物を置くのに使ってます。 #鉄 #骨董 #皿
金属 2300円 ヤフオクkuroyagi
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HOYAクリスタルの大皿
もう廃業したHOYAクリスタルの30㎝を越える大皿。 ガラス塊とでもいうような重量級のやつです。 山深い自然の中の湖を地形そのまま映し取ったのでしょう、 フィヨルドを思わせる深く切り立った湖畔から、 溶け残った水割りの氷のような島まで 見事な精密さで描かれています。 くもり加工された縁も氷河のイメージをよく表現していますね。 厳しい北欧の自然を切り取ってきたようなソリッドさと幻想を併せ持つ逸品です。 #ガラス #日本工芸 #HOYA
ガラス HOYAクリスタル 500円kuroyagi
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昭和レトロのガラスボウル
ガラスは停まった液体なんて話もありますが、 薄手の自由に歪ませたボウル。 70年代くらいを思わせる大胆な花の造形です。 #ガラス #昭和レトロ #スペーシー
ガラス 不明 100円kuroyagi
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錫の筒杯
錫半のちょっとモダンな筒杯。 錫半は大阪にあった錫器の店。 今は廃業されているようです。 錫の酒器としてはあまり見ない形、 キリッと垂直に立ち上がった形が魅力。 高台の無い平底というシンプルさです。 大ぶりですが手に握り込めるぐらいの程よいサイズ感、 艶消しの表面は触られてより柔らかくなって心地よい。 アルミやステンレスとは違った 金属の個性を楽しめる錫の酒器です。
金属 錫半 500円kuroyagi
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韓国の木のおもり
昔の韓国、 朝鮮時代に使われていた織物用のおもりです。 布を作るのに機織り器というもので 手で織っていく訳ですが、 ピンと縦糸を張った中に 横糸を入れて縦横と繰り返すのですね。 その際の糸を張るために使うもの。 以前本で知ってずっと気になっていたのですが 手に入れることができました。 ころんと丸い形を荒く削って作られています。 使い込まれた木の良い色をしてますね。 手に持つとずしりと重い。 何に使えるというものではありませんが その辺に転がしておいて 時々触ってみたくなる。
木 1200円 ヤフオクkuroyagi
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ブリキのトラック
いい具合に錆びたブリキのトラック、 元は荷台もあったのでしょうか。 普通のミニカーよりだいぶ大ぶりです、 簡略化とリアルさのバランスが良い感じ、 ライトなど前面部分が 一枚の造形として表現されているのが 物々しさがあって好み。 おもちゃながら子供の甘さの少ない ソリッドな魅力を感じますね。
ブリキ玩具 100円 広島市kuroyagi
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センザンコウの木彫
センザンコウの木彫 どこかのお土産でしょうか。 愛嬌のある小さな顔、 大きなウロコ状の肌、 細長い体躯と よく特徴が出てます。 身近な動物以外のフィギュアやぬいぐるみは わくわくしますね。
木 300円 広島市kuroyagi
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WMFの63年前の鍋
ドイツのWMFの古い鍋です。63年前のものですね。 独自素材のCROMARGAN。 クロムを増やすことで変質や錆に対して強化したステンレスになります。 底の部分は現行と違って鉄板を貼り付けた感じですね、蓄熱効果は抜群、IHも使用可能です。 鍋の縁は切りぱなしのようになっていて業務用を思わせます。 柄の部分も、金属を重ね合わせて作られて未来感があってカッコいい!無粋な留め具も全く見えませんね。 https://aboutwmf.com/en/history/ ここを見ると1935年から1965年にかけて使われたロゴですね。恐らく所有していた会社の刻印についてる年代にも一致します。 よく見る片手鍋より背が高くて柄も長くアンバランスなのに一目惚れしてヤフオクで入手しました。
金属 WMF 2000円kuroyagi
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漂流土器
これは一体なんですかね? 広島は江田島の海岸で見つけたものです。 大きさは高さ5㌢、幅3㌢、穴の深さ2㌢ほど。 焼物の窯の温度を測る窯道具にも似てますが、 須恵器みたいな肌と土。 手慰みのものかもしれませんね。
陶器 広島市江田島 2021年kuroyagi
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アデレックスのコップ
70年代から80年代にかけて作られていた石塚硝子の業務用グラス、アデレックスシリーズのコップです。 当時の食堂や喫茶店で普通に使われていたものですね。日常的に使える丈夫で安価な器。日本製品の鑑みたいな。 スタッキングするための形、角度の異なる斜めの線を組み合わせてるのが美しい。当時のモダン建築に通じるものがありますね。 円筒でも良いはずなのですが、伸び上がり迎える形に作り上げた。 この直線は有機的だ。 #ガラス #昭和デザイン
ガラス製品 石塚硝子 150円kuroyagi
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銀用の分銅
銀用に使われた小ぶりな分銅です。銅製。 ペンダントトップくらいの大きさ。 手にとって触ってみてもらいたい一品です。
金属 4000円 広島市kuroyagi