HGAC 174 1/144 XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ

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気にするな、リリーナ、命なんて安いものだ……特に俺のは。

俺は…俺は…死なないっ!

新機動戦記ガンダムW(ウイング)よりウイングガンダムゼロです。

「ウイングガンダム」に次ぐ番組後半の主役機で作中最強のMSの1機であり、パイロットの生命に危険をもたらすインターフェイス「ゼロシステム」と強力な武装を装備している。作中では「カトル・ラバーバ・ウィナー」をはじめ多くの主要人物たちによって乗り継がれ、最終的に主人公「ヒイロ・ユイ」の搭乗機となる。

A.C.180年ごろ、トールギスを開発した6人の科学者たちが、コストと実用性を度外視し、性能のみを追求し設計した機体。
のちにOZを出奔した科学者たちがそれぞれ開発した5機のガンダムの原型機でもある。

通常の人間には操縦できないというトールギスの欠点を克服すべく、逆にパイロット自身の能力を機体に追従させる新型インターフェイス「ゼロシステム」を採用している。
機体構造も一新され、装甲材にガンダニュウム合金を採用することで、圧倒的な耐衝撃性と耐熱性を獲得している。
また、「ガンダム」のコードネームはこのガンダニュウム合金に由来している。
背部には機体名称の由来となる翼型スラスターを採用。
高速巡航形態であるネオバード形態への変形も可能。
加えて、コロニーをも破壊可能な威力をもつ「ツインバスターライフル」の採用により、単機での制圧戦や一撃離脱戦法を可能としている。

しかし、ゼロシステムにはパイロットの身体と精神に深刻な障害を与えるという問題があり、機体自体の破壊係数の高さもあって科学者たちは実機を製造することなく設計データを封印した。
それから15年後のA.C.195年、自身を裏切ったコロニー勢力に憤慨したカトルが、当時の開発スタッフであるH教授が残した設計図をもとに製造する。
尚、本機を元にして5人の科学者それぞれがガンダムを開発するが、そのうちドクターJの開発したウイングガンダムが最も本機のコンセプトを強く反映している。

素朴な疑問だがウイングゼロはAC初のガンダムタイプの機体であるにも関わらずなぜウイング(01)がバード形態という名称でウイングゼロが「ネオ」バード形態と呼ばれているのか?ウイングゼロもバード形態と呼ぶべきだと思うが…もしウイングゼロがウイングガンダムを元に作られた次世代モデルとかなら納得も行くが…まぁ、原型はウイングの前に出来たのだろうが新たに作り直したとなるとまぁネオバード形態と呼ばれるのもありでは…あるな。

主な武装はマシンキャノン、ビームサーベル、ウイングバルカン、ウイングシールド、そしてウイングガンダムのバスターライフルより進化したツインバスターライフルだ。

ツインバスターライフルは2挺のライフルを平行連結した2連装型バスターライフル。
その威力はウイングガンダムのバスターライフルの2倍以上に達する。
ウイングガンダムのバスターライフルはカートリッジ方式を採用したことで最大出力で3発のみの射撃に制限されているが、ツインバスターライフルの場合は機体ジェネレーターから直接供給する方式となる。
最大出力ではスペースコロニーを一撃で破壊可能なほどの威力をもつ。
2挺に分割して別方向へ同時射撃を行ったり、連射も可能。
バードモードでも使用可能で、ネオバード形態時には、分割した状態でシールドの左右に固定される。(テレビアニメ劇中では、MS形態時にシールドの先端に取り付けて携行・射撃をおこなう場面がある。)

キットとしての出来もよく、作中再現をうまくできるようになっている。

余談だがEW版のウイングゼロ(ゼロカスタム)は背中の羽根が天使の羽根のような表現をされ、機械的なバーニアが付いた(見える)ウイングゼロと対極的な作りになっているのも面白い。
好みの問題で言えば変形好きが好きな私としてはウイングゼロが好みだがゼロカスタムも悪くないとも思う。

任務…完了。

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