〈当時物〉「Avalon」映画パンフレット

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押井守監督作品「Avalon」の映画パンフレット。

作品内容については映画フライヤー等で
既に語ったので、そちらを参照頂きたい。

表紙には映画メインビジュアルの
イラストが掲載されている。

中身は映画製作の背景や撮影時の裏話が
掲載されており、当時のポーランドの
映画製作に関する情報が載っている。

他作品と同様に監督のインタビュー等も
掲載されており、興味深い話が見られる。

変形版サイズの為、かなり大きい。

また、ジェームズ・キャメロン監督や
ウォシャウスキー兄弟、小島秀夫氏など、
名だたるクリエイターがコメントを
寄せているのも凄い。

#押井守
#Avalon
#映画パンフレット

https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/770

https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/842

〈当時物〉「avalon」映画フライヤー
押井守監督作品「avalon」の映画フライヤー。 リアルマネーを稼げるダイブ式ゲーム「avalon」を 生業にする近未来の人間達を描いた映画。 「avalon」はゲーム内で余りにもリアルな体験を する為、銃撃の痛みすら現実に感じる程で、 作品中では非合法なゲームソフトとなっている。 主人公は幻のバトルフィールド「クラスSA」を 目指して戦い抜き、目的を果たすが… 結局「クラスSA」とは何だったのかは 作中でも最後まで明かされていない為、 未だ謎のままである。 押井監督のテーマである「虚構と現実」を 最も体現する映画であり、作品中の至る所に それらが見受けられる。 聖杯伝説をモチーフにしたストーリーで、 アーサー王が眠る理想郷「avalon」が タイトルや作品内のゲームに反映されている。 上記の聖杯伝説の他、押井監督の好きなゲームの 「ウィザードリィ」からも影響を受けている。 後日談として、小説「avalon-灰色の貴婦人」が 出版されている。 #押井守 #Avalon #映画フライヤー https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/791 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/792
https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/770
〈DVD〉「Avalon」スタンダード版DVDビデオ
2001年公開の押井守監督作品「Avalon」の DVDビデオ。 ストーリー等については映画フライヤーで 既に語ったのでそちらを参照頂き、 この場では作品の蘊蓄について語らせて貰う。 この作品の公開に際して、 押井監督は「すべての映画はアニメである」 という持論を語った。 「実写として撮影しても、編集や後処理によって コントロールすれば、それはもうアニメである。 デジタルでは特にそれが顕著である」と。 また、押井監督は本作を過去の自作品 「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」 「機動警察パトレイバー」 「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」 等にて語ってきたテーマ、 「現実でなくてもそれがその人にとって気持ち良い ものならば、それはその人にとって現実そのもの ではないのか?」というテーマに沿って製作したと 明かしている。 作中ラストに登場する「クラスSA」と呼ばれる 幻のバトルフィールドは、「ゲームの中に 在りながら現実よりもリアルなフィールド」 であった事から、まさにテーマ通りと言える。 「Avalon」の「クラスSA」内で未帰還になり、 現実世界では脳死状態で精神病院送りに なっていた中毒者達にとっては、退廃的で 希望の無い現実世界よりも、「Avalon」内での 生活こそが本当の現実だったのであろうか… 「クラスSA」をクリアする為の 「自身と因縁の有る未帰還者を殺害する」 という条件だが、ゲーム内で殺害された側の 未帰還者がどうなるのかは一切触れられていない為、 未だ解明されていない作中の謎の1つである。 クリアした側の未帰還者はゲーム運営より スカウトされ、テストプレイヤーとなる事が続編の 小説「Avalon-灰色の貴婦人」で判明している。 #押井守 #Avalon #DVD https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/770 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/791 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/792
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  • Lion

    toy ambulance

    2023/08/12 - 編集済み

     私としては、押井監督にはアニメに専念してほしいと思うのですが、実写作品の中では、これが一番好きです。

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      kerberos-MG34

      2023/08/12

      コメントありがとうございます!

      本当に良い作品ですよね。
      今でも年に一回は観直している作品です。
      「クラスSA」の謎が解ける日は来るのか…

      確かスカイ・クロラが最後のアニメですかね。
      森先生の原作が好きで観たものの、
      映画は原作に忠実過ぎて何か押井監督らしさが
      あまり感じられない作品な印象でした。

      レイバーのNEXTジェネレーションも良かったですが、私もそろそろアニメを観たいもんです。

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    • Lion

      toy ambulance

      2023/08/12

       私がコロナの間、劇場から遠ざかっていたので、見逃しているのかと思っていましたが、スカイ・クロラ以降、アニメを撮っておられないのですね。(゚д゚)
       周りが何と言おうと、また「天使のたまご」のような作品を作るとか、逆に「ビューティフル・ドリーマ-」のようにプログラムピクチャーの中に自身の世界観を盛り込むとかできないものでしょうか?
       コアなファンはいるものの宮崎駿のようなヒットメーカーではないので、そう簡単にはいかないのでしょうね。

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      kerberos-MG34

      2023/08/13

      そうなんですよ。

      タツノコ作品の様な分かり易い面白さから、
      「天子のたまご」「迷宮物件」の様に不思議な
      面白さ、「攻殻機動隊」の様な風刺的でインテリな面白さまで手数の幅は広いと思うのですが、
      その世界観の深さに周りが付いて来れないのが
      ヒットに恵まれない一因かもしれないですね…

      日本国内より海外での評価が高い人ですし、
      グレンダイザーみたいに海外の金持ちから
      オファーが来て、本当に撮りたい物をしがらみ
      無しの状態で撮らないと、我々が望むコアな人向けの作品は出て来ない気がします。

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