〈当時物〉「漫画アクション 2025年1/7号 」

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2024年12月17日発売。

普段なら全く買わない雑誌なのだが、
「紅い眼鏡」のコミカライズ版が
読み切りで掲載されたため購入。

表紙のえなこグラビアに惹かれて買った
訳ではない事を弁明させて頂く。
(51%位しか影響していない)

令和になってこの作品がまた世間に知られる
機会を得た事は、作品の1ファンとして
非常に嬉しく思う。

また、読み切りの関係でコミックス化されるか
すら怪しいので、入手が可能な内にゲットして
おきたいと思った次第。

前日譚である「犬狼伝説」でも漫画を担当した
藤原カムイ先生が今回も担当している。

総評を述べると、「紅い眼鏡」のストーリー内に
「ケルベロス 地獄の番犬」の要素が加えられ、
物語の結末の表現も変わっている等、
分かる人には分かる良い改変がなされており、
これには私も思わず唸ってしまった。

また、今作の結末については、
無限ループの夢オチであった「紅い眼鏡」の
ループが途切れた真のラストを描いたのでは
ないかと個人的には解釈した次第。

#紅い眼鏡

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〈当時物〉「紅い眼鏡」映画フライヤー
押井守監督の初期映画作品である、 「紅い眼鏡」の映画フライヤー。 好きな人以外には退屈極まりない作品。 冒頭のケルベロス騒乱を描いたカラーシーンだけを 観ればそれで良い作品とも言える(笑) 日本映画で「モーゼルミリタリー」と「MG34」が 一緒に登場する唯一の作品ではないだろうか? キャストは千葉繁や天本英世といった大物が 目白押しで、予算の割に非常に豪華。 元々は当時はまだ駆け出しだった千葉繁の プロモーションビデオを撮影する話だったが、 次第に話が大きくなり、映画化されるまでに なったとの事。 出渕裕のデザインである「プロテクトギア」が とにかく格好良く、タイトルの「紅い眼鏡」は ギアのヘルメットに付いている暗視ゴーグルを 指した物。 また、作中ラストで主人公がアタッシュケースに 隠していた物が大量の「赤いサングラス」だった為、 そちらとのダブルミーニングとなっている。 ちなみに、裏面のプロテクトギアが肩に担いでいる 銃が私のハンドルネームである「MG34」である。 機関銃な為、ギアを着ないと間違っても 人が持って振り回せない様なとんでも兵器である。 (T2でシュワちゃんがガトリングガンを ブン回してたのと殆ど同じ。) 撃たれた相手をミンチにし、音が特徴的な事から 異名は「ヒトラーの電動ノコギリ」。 #押井守 #紅い眼鏡 #映画フライヤー
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〈漫画〉「犬狼伝説」角川書店版
押井守監督作品である映画「紅い眼鏡」の 前日譚にあたる漫画。 「紅い眼鏡」の冒頭で、 主人公達が国外逃亡を図るきっかけとなった 武装蜂起「ケルベロス騒乱」が起きるまでの ストーリーを漫画化した作品。 「紅い眼鏡」の作中では全く分からなかった 細かい設定が深掘りされており、 こちらを読んでから映画を観れば、 まだ少しは映画が観られる物に変わる(笑) 大判コミックがこれよりかなり前に出ており、 映画「人狼」の公開に伴いリバイバル復刻された のがこちらである。 作画は藤原カムイ氏。 昔に東京で開催された個展でお会いして 一緒に写真を撮らせて頂いた事が有るが、 非常に上品で気さくなお方であった。 #押井守 #犬狼伝説 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/789 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/767 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/769
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〈漫画〉「犬狼伝説 完結編」角川書店版
「犬狼伝説」の後半を描いた漫画。 映画「人狼」に有った隊員育成所のシーンの 元ネタになったエピソードや、 押井監督のお気に入りのネタである 「立喰師」が話に登場する等、見所が色々と有る巻。 終盤には遂に「ケルベロス騒乱」が勃発。 紅一、蒼、翠の3人が国外逃亡の為に ヘリを目指す場面で物語は幕を下ろす。 そこから映画「紅い眼鏡」の冒頭の カラーシーンへと繫がる事になる。 こちらの漫画には藤原カムイ氏の 描き下ろしイラストが幾つか掲載されているのだが、 そちらが非常に格好良い。 #押井守 #犬狼伝説完結編 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/788 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/769 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/767
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〈当時物〉「ケルベロス 地獄の番犬」映画フライヤー
押井守監督作品「ケルベロス 地獄の番犬」の 映画フライヤー。 「紅い眼鏡」で有り得た世界線の続編となっている。 プロテクトギアのデザインが大きく異なる。 サブは「モーゼルミリタリー」で変わらないが、 メインアームは「MG42」に変更されている。 銃撃 及び バレル交換のシーンは観る価値有り。 ただしこちらもお決まりのポスター詐欺であり、 ガンアクションシーンはラストにしか存在しない(笑) 時系列的には「紅い眼鏡」カラーパート⇒ 「本作」⇒「紅い眼鏡」グレートパートとなる。 「紅い眼鏡」本編で紅一の持っていた ジュラルミンケース内にはギアではなく 大量の赤いサングラスが入っていたが、 それは今作の終盤に主人公の乾が勝手に持ち出した ギアで公安と交戦し、破損させた為と思われる。 最後は紅一が空港で佇むシーンで物語は終わりを 迎え、ラジオドラマ「紅い眼鏡を待ちつつ」を 挟んで「紅い眼鏡」へと繫がる。 全体的にロードムービー風な作品となっており、 ラストのアクションシーン以外はサウンドトラック と思って聴き流して良いレベル。 台湾で撮影された為、どこか懐かしい日本の田舎を 連想させる景色が観られる。 脚本が公開版とは別のバージョンが有り、 パンフレットにはそちらが掲載されている。 本来なら「ケルベロスの島」という題名になる 予定であった。 後に漫画で出版された「犬狼伝説 紅い足跡」では そちらのストーリーが一部採用されており、 名残を見る事が出来る。 #押井守 #ケルベロス地獄の番犬 #映画フライヤー https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/767 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/793 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/981 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/790
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