- Kei Antique Guitars Museum
- 17F Tokai Other Guitars
- 1978 Cat's Eye CE-300
1978 Cat's Eye CE-300
名実ともに、始めての「My Guitar」。
地元百貨店の楽器店に行った中学一年生は、アリスに憧れてギターを持つようになりました。
「Morris持てば、スーパースターも夢じゃない」という当時のMorrisさんのキャッチコピーにすっかりヤラれてまして。
楽器店にも、Morrisを買いに行くつもりで行ったのです。
そしたら店員が「Morrisも良いけど、今、Tokaiが熱いんだよ?」と、これを勧めてくれました。
「トーカイ?聞いたことないなぁ。。。イマイチの名前の響きだし。。。」なんて思って最初はちょっと抵抗してたのですが、なんだかセールストークに押しやられたのか、それとも当時東海楽器がMartinと提携してたことに心が揺らいだのか(苦笑)、結局この子を迎えることになったのでした。
もう、毎日弾いてました。自宅で、学校で、キャンプ場で、身の回りのあちこちに、このことの思い出の場所がいっぱいあるのです。
そしてご多分にもれず、だんだんとエレキギター、ロックに進んだ僕はこの子からは離れていくのですが、どうしても手放す気にはなれませんでした。
寄る年波に勝てず、ちょっと下っ腹が出っ張ってたりもしますが(泣)、今でも当時の感じで鳴ってくれます。
ステージに出ることは無くなりましたが、また時折弾いてあげるようになりました。
よくよく見ると完全なMartinコピーではないのですが、Tokai CEの個性はしっかりと保っているように感じます。
S/N 3011265
パプリカ
2021/06/18 - 編集済みお話読むと、私まで愛着がわいてきたような気持ちになります。「スーパースターも夢じゃない」のコピーに、いったいどれくらいの人が心動かされたんでしょうね。その後も、ギターの数だけストーリーがありそうですね。…と、kei.maedaさんのコレクション拝見しているうちにそんなふうに思うようになってしまいました(^^♪
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Kei Maeda
2021/06/20パプリカ様>いつもコメントありがとうございます😊。当時の友達はたくさんMorrisさんのギターを使ってました(笑)。
人によっては名前を付けたりする方もいらっしゃる位、思い入れは強くなる傾向にありますねぇ。人格を持ってしまうともう、その子自身の歴史が始まります。で、僕の様に一本一本の歴史を書いてみたくなるのかも、ですね(笑)。
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パプリカ
2021/07/02いや~、ほんとに、Keiさんのコレクションとそれにまつわるお話読ませてもらっていると、人間ではなく「ギター」が主役の小説でも書けちゃうじゃないかて思っちゃいます(^_-)-☆
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