近鉄モニ5922

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■モデルについて
近鉄志摩線で活躍した旧志摩電鉄10形の最晩年のモデルです。昭和53年頃の製品だと思います。キットも発売されていました。ロコモデルオリジナルのホワイトメタルパーツが取り付けられてとても雰囲気よく仕上がっています。実車は2位側の乗務員扉が運転席側のみでしたが、モデルでは両側に乗務員扉が付いており製造エラーになっています。平成16年にモデル8からブラスモデルが発売されています。

■実車について
旧志摩電鉄開業にあわせて昭和4年に6輛製造された荷物合造車です。戦後三重交通となってクリーム+グリーン色になりました。運転室後方には楕円窓がありました。2輛は車体を新造して5210形に生まれ変わっています。昭和40年に近鉄となってからはマルーンに塗り替えられましたが、鳥羽線開通までのわずか5年の稼働で廃車となりました。

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