- KAWASADA MODEL Museum
- 1F ロコモデルの近鉄電車
- 近鉄ク3123
近鉄ク3123
■モデルについて
2250系制御付随車のモデルです。ク3120はサ3020から改造され制御車になりましたが、サ3020はすでに冷房装置を取り付けていたので、冷房装置が屋上にない実在しないモデルになってしまっています。それでもフロントマスクは実車どおりHゴム窓になっていて非冷房時代のモ2250と編成しても模型的によくマッチしています。2250系はキットとしても発売されていましたが、キットに入っているク3120の図面には「3扉しかありません」と書かれています。2扉車のキットは発売していないという意味だったのでしょうか。
■実車について
名阪特急と中川で連絡し宇治山田を結ぶ短編成特急用や名阪主要駅に停車する乙特急用として、冷房装置を搭載していたサ3020に運転台を設けて誕生した車輌です。運転台側屋上にはヘッドライトを内蔵したエバポレーターを取り付けているのが特徴です。一般車に格下げ後も名古屋線で普通から急行列車まで幅広く活躍しました。3125は鮮魚列車に使われました。