TOKO 1/72 HANSA BRANDENBURG DⅠ

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偵察機や飛行艇を得意とする
ハンザ・ブランデンブルクの
戦闘機DⅠの1/72キットです。
箱絵の機体はオーストリアの撃墜王
ゴドヴィン・ブルモヴスキーの
仕様として描かれています。

第一次世界大戦の戦闘機は
華奢な機体を補強するため
翼の支柱に加えて細いワイヤーを
張り巡らせているのが普通ですが、
この飛行機はワイヤーの代わりに
支柱を複雑に組み込むことで
ワイヤーをほぼ使わないという
珍しい構造を採用しています。
後の飛行艇にもこの支柱が
採用されていたことから
何かしらのメリットは
あったのかもしれません…?

飛行機全体の評判としては
視界は悪い、操作性も悪い、
おまけに武装も薄いという
致命傷が三拍子揃ったことから
「棺桶」呼ばわりされてましたが、
ブルモヴスキーがそうだったように
これを乗りこなすのが
乗り手の技量の証明になったとも
言えるのかもしれませんね。

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