MA-08 ビグザム
「ジオン公国軍」の試作機。大型機が多いMAの中でも特に巨大で、円盤のような胴体に2本の脚部、強力な火器を多数備えた異形の機体。
機体中央部には大型メガ粒子砲を装備しており、一撃で戦艦を沈めるほどの破壊力を有する。胴体部には水平360度全方位に計26基のメガ粒子砲が張りめぐらされ、敵地にて一斉掃射することで壊滅的なダメージを与える。脚部には設置された片足3本のクローは、射出することで対空防御兵器として機能する。
防御用にIフィールドジェネレーターを搭載しており、中長距離からのビーム兵器を完全に無効化する。
第35話で、ジオン公国のギレン・ザビより援軍としてア・バオア・クーからソロモンに送られる。ただちに要塞内部のファクトリーで再組み立てが行われるが、ソロモン戦の序盤には間にあわず出撃はしない。
第36話ではIフィールドジェネレーターによるバリアはゼロレンジからのビーム攻撃を無効化できないという弱点をスレッガー・ロウに見抜かれ、ガンダムを乗せたGファイターに肉薄攻撃をしかけられる。迎撃によりスレッガー機は撃墜されるものの、分離したガンダムの攻撃により撃破される。