MA-04X ザクレロ
ジオン公国の宇宙戦用試作型MA。MIP社により、キャリフォルニアベースにおいてビグロやグラブロに先駆けて開発された宇宙戦用MAである。
機体中央に拡散メガ粒子砲を装備し、射角が大きいため命中率は高いが射程が短いという欠点を持つ。偏向器の形状と合わせ、複眼式のメインカメラによって顔面のような奇怪な形状となっている。腕部はAMBACとして機能するとともに先端に格闘戦用のヒート・ナタを装備する。これはヒート・ホークの技術を応用したものである。また、機体側部には4連装ミサイルランチャーを2基装備する。
第31話にて、トクワン大尉がシャアにビグロを披露、第32話の冒頭にてその全貌をあらわす。デミトリー曹長が、命令無視で出撃。ヒート・ナタでハヤトのガンタンクの胴体中央付近にダメージを与え、GファイターのBパーツを装着したガンダムのヒジ関節部を破壊し、かつ直撃したはずのビーム・ライフルを反射するなど善戦するが撃破される。