スターウルフ バッカスⅢ世

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スターウォーズブームに火が付こうとした1978年4月から放送が開始された円谷プロの力作「スターウルフ」の主役メカです。日本ロケット工学の父、糸川英夫を監修に招いただけあってスターウォーズ風というよりはむしろスペース1999のイーグルトランスポーターのベクトルに近いリアルな『ロケット』としてデザインされました。特に各部に備え付けられた放熱機構や姿勢制御ロケットといった実在感あるディテールは同時期の作品群と比べても他に無いリアリティがあります。色々揶揄された和製スターウォーズ作品の中でスターウルフだけは悪く言われなかったのも納得です。

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