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宝島社 別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.4
一九九八年一月一日発行 発行所 株式会社宝島社 平成10年(1998年)に宝島社より刊行された「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.4」です。 「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」4号目の特集は「マット界激動地図'98 仕掛け人たちの冬越し」。 アントニオ猪木&小川直也・天龍源一郎・大仁田厚など、当時のプロレス界のキーパーソンたちに'97年の総括と'98年への展望などを訊いたインタビュー記事を掲載。'97年の格闘技界の大イベント、高田ーヒクソン戦の結果を受けての猪木のコメントが“猪木節”全開で面白かったです。 個人的には'97年度のプロレス名勝負を振り返った「97年度名勝負Best20」の中で、元週刊ファイトの名物編集長だった井上義啓氏が、1月に大阪府立体育会館で行われた小橋健太対三沢光晴の三冠戦を激賞している記事が興味深かったですね。'97年の年間最高試合賞(ベストバウト)に輝いたのは10月の武道館での三沢ー小橋戦でしたが、両試合を生で観戦している私的には1月の大阪の試合のほうが良かったと思っていたので、この記事はまさに「我が意を得たり」というところでした。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
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宝島社 別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.3
一九九七年十一月二日発行 発行所 株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.3」です。 「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」3号目の特集は「トップへの螺旋階段」。 田村潔司・ハヤブサ・小島聡など、当時期待されていた次世代エース候補たちへのインタビュー記事を掲載。正直、この辺りの面々には当時から思い入れはほとんど無いのですが、インディーのFMW出身ながらも新日や全日のリングでも活躍したハヤブサが試合中の不慮の事故で頚椎損傷の重傷を負い、その後、復帰を目指すも平成28年(2016年)に47歳の若さで逝ってしまったのは本当に残念でした。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
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宝島社 別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.2
一九九七年八月十六日発行 発行所 株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.2」です。 新路線になって2号目となる「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」の特集は「死闘本場所!プロレス×格闘技」。 この号が刊行された平成9年は、バルセロナ五輪柔道銀メダリストの小川直也が新日本プロレスに参戦したり、総合格闘技イベント「PRIDE.1」で高田延彦とヒクソン・グレイシーが戦うなど、まさに「死闘本場所!プロレス×格闘技」だった年でしたね。ですが個人的には、“王道プロレス”をより深化、純化させた凄まじい“四天王プロレス”を展開していた全日本プロレスに夢中でした(大阪まで観に行った1月の小橋健太対三沢光晴の三冠戦は本当に凄かった!)。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
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宝島社 別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.1
一九九七年六月十六日発行 発行所 株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.1」です。 従来の「別冊宝島」プロレスシリーズの幕をいったん降ろし、新たに準隔月刊のプロレス・ムックとして新装開店した「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」。 個人的には、バラエティ豊かな論客陣が様々な角度からプロレスについて語った記事が非常に読み応えがあった以前の「別冊宝島」プロレスシリーズが好きだったので、プロレス・ジャーナリズムに身を置くライター陣ばかりになり、他でも読めるような記事ばかりになってしまった新路線の「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」には落胆させられました。しかし、それでも各団体のトップにインタビューした記事の特集で、ジャイアント馬場とアントニオ猪木の名前が並んでいるのを見ると何だかうれしくなってしまいますね。この頃はまだ馬場さんも猪木さんも元気だったなぁ... #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
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宝島社 別冊宝島302 プロレス世紀末読本 決定版!因縁の系譜
一九九七年三月十四日発行 発行所―株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島302 プロレス世紀末読本 決定版!因縁の系譜」です。 プロレスラーたちがリング上で見せる遺恨のドラマ。憎悪や嫉妬といった人間関係の縺れや、金銭問題が生み出すリアルな確執。プロレス界に脈々と流れる、そんな虚実綯い交ぜの“因縁の系譜”を取り上げた本です。 プロレスの、こうした“因縁”は時に興行を盛り上げるスパイスの役割を果たしますが、それは一歩間違えると団体の衰退や崩壊にも繋がる諸刃の剣。猪木ー新間時代の新日はそうした話題作りが実に上手くて、中でも長州が藤波に嚙みついた下剋上のドラマは当時の新日の最高傑作。いろんな意味でプロレスの流れを大きく変えるきっかけとなったアングルでしたが、その裏で猪木ー新間コンビに対して蠢いていたレスラーたちのネガティブな感情が、まもなく猪木ー新間体制を崩してしまったのはまさに好例といえます。ただ、そうしたリング外のネガティブな出来事すら「俺の首をかっ切ってみろ!」の一言で、リング内で見事に昇華させてしまったアントニオ猪木のプロレスセンスは流石としかいいようがありません。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
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宝島社 別冊宝島274 プロレス謎読本 リングのタブーを解き明かせ!
一九九六年九月三日発行 発行所―株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島302 プロレス世紀末読本 決定版!因縁の系譜」です。 かつてプロレスはプロ野球・大相撲と並ぶ“大衆娯楽”の一角にいながらも、その独特な“虚実皮膜”の世界観ゆえに徐々に見る者を選ぶようになり、私がプロレスを見始めた1970年代後半は既に特殊なジャンルと化していました。この本は、そんな“世間”とは大きな隔たりがある他に比類なきジャンル、プロレスの“謎”について各ライターが綴った本です...なんて書くとちょっと面白そうな本ですが、「リングのタブーを解き明かせ!」という割には肩透かしの記事ばかりで正直、あんまり面白くないです。以前の「別冊宝島」のプロレス本なら、岡村正史氏あたりの“シュート”で、それでいて知的興奮に溢れる“活字プロレス”な記事が掲載されたと思うのですが... とはいえ、この本が刊行された平成8年は新日本プロレスによる週刊プロレス取材拒否事件があり、純然たるプロレス・ジャーナリズムではない「別冊宝島」といえど、思い切ったことが書けなかったのかも知れませんね。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
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宝島社 別冊宝島185 プロレス必殺技読本 そのとき、リングに伝説が生まれた!
一九九三年十月八日発行 一九九四年十一月三十日第三刷 発行所―株式会社宝島社 平成5年(1993年)に宝島社より刊行された「別冊宝島185 プロレス必殺技読本 そのとき、リングに伝説が生まれた!」です。 プロレスの試合が展開されるうえで重要な要素の一つである“必殺技”。スープレックス、サブミッション、打撃技...、プロレスラーにはそれぞれ得意技というものがあり、中でもそれが最高のタイミングで繰り出され、試合を決したものが“必殺技”となる訳ですが、そんな“必殺技”について、気鋭の論客たちが思い思いに語った本です。 ちなみに私が好きなプロレスの“必殺技”は、かつて「プロレスの芸術品」と呼ばれ、昭和のプロレスにおいては最高ランクの必殺技として不動の地位を築いていたジャーマン・スープレックス・ホールド(和名:原爆固め)です。そして、好きな使い手は“若大将”時代のジャンボ鶴田。ジャーマン・スープレックス・ホールドは、この技の創始者であるカール・ゴッチのスタイルに影響を受けた新日本プロレスのリングで見ることが多かったのですが、日本人レスラー屈指の高身長から繰り出される非常に落差のある“投げ”、新日系の使い手にはあまり感じられない重量感に溢れている、破壊力抜群の鶴田のジャーマンが私は大好きでした。その後、名実共に全日本プロレスのエースとなった鶴田は不世出の名レスラー、“鉄人”ルー・テーズから「へそで投げる」式のバックドロップを正式に伝授され、こちらのほうを決め技とするようになったことでジャーマンのほうは封印された格好になりましたが、ブルーザー・ブロディやスタン・ハンセン、天龍源一郎らに対し、ジャーマンを決めるシーンも見たかったと今でも思っています。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
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宝島社 別冊宝島179 プロレス名勝負読本 あの日、リングに奇跡が起きた!
一九九三年六月二十二日発行 一九九五年六月一日第十二刷 発行所―株式会社宝島社 平成5年(1993年)に宝島社より刊行された「別冊宝島179 プロレス名勝負読本 あの日、リングに奇跡が起きた!」です。 力道山時代からこの本が刊行された当時まで、日本マット界で繰り広げられた数々の名勝負(中には迷勝負も...)を、プロレスに通じている気鋭の論客たちが思い思いに語った本です。こういった“プロレス名勝負もの”は他でもありがちな企画ですが、「別冊宝島」の論客陣の語り口は時に“シュート”であり、'80年代から'90年代にかけて新日や全日で活躍したスティーブ・ウィリアムスを“大根役者”と評した井上章一氏の記事や、新日正規軍対維新軍団の5対5勝ち抜き戦におけるレスラーの“序列・格”を論考した岡村正史氏の記事はこの本ならではのもの。「週刊ファイト」や「週刊プロレス」とはまた一味違った“活字プロレス”には興奮させられました。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
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宝島社 宝島社文庫 怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち
2000年6月8日 第1刷発行 発行所 株式会社 宝島社 平成12年(2000年)に宝島社より刊行された「宝島社文庫 怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち」です。 サブカル系ジャンルの論客として知られ、数多くの著作を発表している切通利作氏のデビュー作で、昭和のウルトラシリーズにおいて重要な役割を果たした4人の脚本家(金城哲夫・佐々木守・上原正三・市川森一)についての評論集です。元々は平成5年(1993年)に単行本として刊行されたものですが、こちらは平成12年(2000年)に増補・改訂を施し、文庫本化したものになります。 この「怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち」には他にも平成27年(2015年)に増補新装版として刊行された単行本があり、都合3つのバージョンがありますが、この本は刊行されるたびに新たなファンを増やしており、もはや特撮評論のマスターピースと化しているような気がしますね。 #ウルトラマン #金城哲夫 #佐々木守 #上原正三 #市川森一 #切通利作 #宝島社 #宝島社文庫 #円谷プロ #怪獣
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宝島社 別冊宝島1375号 僕たちの好きな金田一耕助
発行日/2007年1月5日 発行所/(株)宝島社 平成19年(2007年)に宝島社より刊行された「別冊宝島1375号 僕たちの好きな金田一耕助」です。 横溝正史が創造した名探偵、金田一耕助が登場する原作小説、長編・中編・短編全77作品を時系列順で紹介した、面白い趣向のムック本で、それぞれの事件のあらすじや解説はもちろん、初出掲載誌情報やコラム的な読み物が掲載されています。ネタバレ無しなので、未読の方も安心して読める一冊です。 #金田一耕助 #横溝正史 #別冊宝島 #宝島社
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