第五次手彫証券印紙 使用例

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第五次手彫証券印紙一銭の貼られた書状の断片。貼付されている印紙は全てシート左端のもの(左側に耳紙が付いていることから判断出来る)。またこのうち二枚は左上コーナー及び左下コーナーの印紙であり、写真二枚目・3枚目で判るようにコーナーの耳紙にはカギ形の線が入っている。耳紙から判断すると印紙は写真4枚目に示したような順番で貼られていたのであろう。

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    unechan

    2022/11/12 - 編集済み

    これは見事な耳紙付きの印紙が勢揃いで貴重な資料ですね!印面の文様から見て、Plate Iのシート左端の5枚と思われます。

    私の所有しているPlate IIの左上コーナー印紙(Pos. 1)にも同様のカギ型の線があって、印刷時の位置合わせ用のトンボのようなものなのかなぁと想像を膨らませているところです。

    左上コーナー印紙耳紙のカギ型の線の横棒、「可」の真上あたりにごくごく小さい点のようなものが上側についてますが、印紙類収集家様のこの画像のおかげで、この点の横方向の位置が、

    ・「可」の「口」と揃っている → Plate I, Pos. 1

    ・「可」の「口」よりも左側に寄っている → Plate II, Pos. 1

    であることが確認でき、版別のためのヒントが一つ増えました。

    大変貴重な資料を展示いただきありがとうございます!

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      印紙類蒐集館

      2022/11/12

      お役に立てたようでよかったです。そんな小さな点で版を識別できるものなのですね。改めて手彫の奥深さと面白さを認識しました。
      こちらこそunechan様の手彫印紙が貼られた貴重な証書の数々を拝見し、その美しさに驚いております。

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