- Railwayfan Museum
- 385F 航空館 世界の航空機コレクション ダイキャストモデル
- 世界の航空機コレクション ボーイング 307 ストラトライナー
世界の航空機コレクション ボーイング 307 ストラトライナー
ボーイング社が開発した世界初の与圧キャビンを持つ商業用旅客機。
愛称は「ストラトライナー」で1938年12月31日に初飛行。
20000フィートの高度を荒天でありながらも、与圧されたキャビンでは快適な空の旅を提供することが出来た最初の旅客機としても有名である。
高性能な事の理由の一つとしては、同社が製造した爆撃機・B-17のものが流用されていることだろう。
機体構造そのものに共通点が多い。
レシプロ機時代当時のボーイング社は、爆撃機の主翼などを流用した旅客機を製造していたことがある。
B-29にも、この307の与圧技術を採用して製造利用されていた。
1940年3月にパンアメリカン航空による、アメリカ大陸横断路線やアメリカと南アメリカを結ぶ路線に就航した。
その後、第二次世界大戦にアメリカが参戦したことにより、生産が中止。
さらに、ダグラス社が乗客数が大きく経済性に優れるDC-4を開発されたことなどによって競合にさらされ、最終的に10機しか生産されず商業的には成功しなかった。
パンアメリカン航空が使用していた機体NC19903機が、スミソニアン博物館で展示保存されている。