全日空商事 【1/200】【DH28013】ANA 全日空 DHC−8−400 "ECO BON" JA856A

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ANA全日空
DHC−8−400
"ECO BON"
レジJA856A

DHC-8-400型はカナダのボンバルディア・エアロスペース社が開発した高速双発ターボプロップ機である。ANAグループのエアーニッポンネットワークが平成14年(2002年)7月に就航したDHC-8-300ECO
Friendly Atrline型に続いて伊丹空港におけるプロペラ機用の発着枠を活用した事業開始を目途に導入し平成15年(2003年)11月1日より伊丹一高知線に就航し
た。
通称Q400。QはQuiet静粛性を意味し客室内や外部への騒音が少なくNVS (Noise and
Vibration Suppression) systemと呼ばれる客室内騒音低減装置により飛行中の騒音を大幅に抑えている。旅客機のキャビンにこのシステムが導入されたのはDHC-8シリーズが初めてである。
Q400は出力5,070shpのプラット&ホイットニーカナダPW150Aエンジン2基と直径4.11mの最新
型ダウティ・エアロスペース・プロペラーズ式R408型6枚ブレードによりDHC-8シリーズ中最高速となる650km/hの巡航速度を誇っている。これはYS-11型機の1.5倍でありジェット機で1時間内外の路線であればほぼ同じ所要時間で到着することが可能になった。高翼機の特徴である見通しの良い景色と共に間接照明を取り入れたキャビンは明るくジェット機と同様に手荷物収納棚を装備している。
座席ピッチも32インチ(約81センチ)とゆとりあるスペースが確保されている。
座席数はYS-11型の
64席より大型の74席である。平成22年(2010年)11月19日より就航した導入16号機が若葉をイメージするグリーンの特別塗装機「エコボン」である。エコボンはEcoとBon Voyage (フランス語でよい旅を!)を合わせた言葉でお客様と環境への想いを込めてANAウイングスの社内公募で決定した愛称である。
ANAグループでは、運輸業界初の「エコ・ファースト企業」として、地球温暖化対策をはじめ、さまざまな環境への取り組みを行ってきたが「お客様にもっと身近に私たちの環境への想いを感じていただきたい」との考えから各地の空を飛び回るプロップ機にペイントを施すことになった。

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