全日空商事 【1/200】【YS21150】 YS−11FC 航空自衛隊 No12−1160

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航空自衛隊 YS−11FC
機体(レジ)ナンバー12−1160

航空自衛隊におけるYS-11型は昭和40年(1965年)3月受領のP型52-1151から昭和46年(1971年)7月受領のC型12-1163まで計13機が導入された。
飛行点検機FC型12-1160を除いていずれも輸送用途としての増機であったがその後C-1型輸送機の装備等を背景に各種改修を経て用途変更され本来の輸送機として残る機体は少なくなった。
航空自衛隊のYS-11は輸送(P型、C型)、飛行点(FC型)に加えて航法訓練(NT型)、電子支援(EA型)、電子測定(EB型)の用途に用いられている。
YS-11FC 12-1160は昭和46年(1971年)7月にYS-11FC型飛行点検機として受領された派生型機である。
YS-11A-200型を基本にしている点が-100型のCAB機と異なり飛行点検用に改造した各電子機器(VHF、UHF、VOR、LOC/GS、MKR、ADF、TACAN)、コンソール、レコーダ、オシロスコープ、電波高度計、自立航法装置などを装備している。
航空自衛隊で最初から飛行点検用途に製作されたはじめての機体であり入間基地をホームベースとする航空支援集団飛行点検隊に所属、陸上自衛隊、海上自衛隊を含む全国の自衛隊飛行場施設の航空保安無線施設の点検にあたっている。
飛行点検機独特の紅白の塗装に加え12-1160のみ右舷主翼フィレット下部にAPUを備えている点が外観上の特徴である。
YS-11FC型は飛行点検任務の拡大に伴い平成2年(1990年)12月にP型62-1154が、平成4年(1992年)3月に同じくP型から52-1151が改造編入される機態勢で現在に至っている。
経年機でありダートエンジンを装備するYS-11共通の悩みであるパワー不足と夏場のエンジン出力低下には苦労も多いがエンジンに対する信頼性は高くランウェイアプローチ時の安定性に優れ飛行点検にあたるパイロットの頼は厚い。

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    tomica0906

    2018/09/28

    おっ、飛行点検隊ですね!

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      Railwayfan

      2018/09/28

      コメントありがとうございます。
      そうです^_^今だに活躍しているYS−11 です。
      数年前、このYS−11 がよく地元を飛んでました。

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